下調べ等をせずに軽い気持ちで表紙買いをしたのですが、とんでもない。この作品に出会えて良かった!!と思える、そんな作品でした。
著者は「隠の王」の鎌谷悠希さん。
よく表紙と中身で絵の感じが違う、というのがあると思いますが、この作品はどちらも安定して綺麗な絵を楽しめます。
この作品の魅力は「音」「音に関わる人たち(合唱部)」の表現にあると思います。
主人公の少年 由多香が自ら奏でる「音」、他が奏でる「音」を楽しむ姿が新鮮。
読者側は勿論、きっと著者本人が1番楽しんでいるんだなと伝わってきます。
特に見開き2ページを使うシーンが幾つかありますが、鳥肌が総立ちします。すごい!!
出てくるメインのキャラクターは学園モノの割には少なめですが、個性派です。
まあ1巻なので仕方ないといえば仕方ないので、これはパス。
熱血(?)な部長とクールな副部長、見事にバランスが取れてます。
最後まで読むと、もう1回読みたくなる。一度目を閉じて、身近な音を改めて聴きたくなる。
そんな作品でした。
由多香の成長、合唱部の成長。
これからが気になるところです。
鎌谷悠希さんのファンの方、そうでない初めましての方。夏に飲むラムネのような、爽やかな味を楽しめる今作を強くオススメします!!!