『少女革命ウテナ』の楽曲をすべて詰め込んだ全225曲。
ディスク10枚の内容について。
ディスク1〜3はTV版ウテナのサントラ。ディスク4はJ.A.シーザーの原曲ver合唱アルバム。ディスク5、6はウテナのドラマCD。ディスク7はTVと劇場のウテナの曲のベストアルバム+新規歌唱曲。ディスク8はJ.A.シーザーの合唱曲集。ディスク9は劇場版ウテナのサントラ。ディスク10は既存のウテナ楽曲をダンスミュージックに仕上げたアルバム。
すごいボリューム、凄まじいテンションです。
基本的にTVサントラ3枚と劇場版サントラは絶対にオススメ。TV版サントラでは光宗信吉のメロディアスな劇半とJ.A.シーザーの魅惑の合唱曲を余すことなく体感できるし、劇場版ではその1,5倍の迫力で音楽と合唱曲を聴けるのだ。
そもそもJ.A.シーザーとは、アングラ界で有名だった故・寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」の音楽担当だった人物で、ウテナで使用される決闘のテーマ曲でもある「天使創造すなわち光」「幻燈蝶蛾十六世紀」「円錐形絶対卵アルシブラ」などの不思議な合唱はその演劇で使われたモノも多い。
なのでウテナサウンドのインパクトの半分はその合唱曲によるものだ。澄んだ声で歌われる合唱曲とエレキの音やアップテンポで予想不可なメロディの掛け合いは初めて聴いたときは、かなりの衝撃だった。
ブックレットにはJ.A.シーザーの合唱曲がどの決闘シーンで使われたのか、光宗信吉が選ぶ印象的な音楽の解説、今回収録の新規音源の紹介、そして歌詞カードとてんこもりの内容。
10年以上前の音楽だが、その勢いは今でも感じられた。
そして『ウテナ』をまるごと楽しめる豪華ボックス。オススメ!