架神恭介の完全マニュアルシリーズ第4作目
今までもマニュアルと言っておきながら実用性はかなり低かったのだが
今回はマニュアルとしての機能は全くもって皆無であり、本書の中でも
最後の二行の文によって見事に自らのマニュアルとしての存在を否定している
というあまりに看板に偽り有りな逸品
大まかな内容としては実在する色んな意味で飛びぬけた少女漫画を紹介して
それを考察して独自の恋愛学を導き出し、書き下ろし漫画で説明するといった形である
その参考にする少女漫画がまず無茶苦茶なものばかりだが
更にそれの解釈の仕方も一段と飛躍したものであり更に書き下ろし漫画は
もう二、三段飛躍したものであったりととにかくもの凄いインパクトだ
狂った少女漫画を知るという面でも、それを基にした狂った恋愛学を学ぶという面でも
それを基にした更に狂った漫画を楽しむという面でもとても楽しい
また本書の最後には作者が自分のホームページで実際に集計したアンケートとその分析が載っており
この辺は普通にそれなりに興味深い
ところで
「なお、少女マンガのヒーローは、一般的には美男子と相場が決まっていますが、
本書ではみなさんが感情移入しやすいよう、みなさんに近いキャラクター、つまりオタクの
デブに設定しています。彼のサクセスストーリーを見れば、誰でもモテることができるのだと分かるはずです!」
とありますけど普通少女漫画のヒーローがもてる最大の理由って
やっぱヒーローが美男子だからな(ry