私の知る限りでは第二作目になる今回の短編集、一作目(初恋ロケット)を上回る淡くて切ないお話でした!!
高校生が主人公の5本の短編漫画と、オマケ魔女っ子漫画、そして作者・作者の周りの人を描いた脱力形4コマがとても素敵でした!!
中でもイチオシなのが表題作でもある「少女のメランコリー」です!
いいたい事を胸の中にしまって、たったの一言がいえない少女、辻川英子。一人の転校生の女の子によって世界が広がっていく様子がとても愛しく描かれていました。
それはどこか懐かしく、そしていまもこの胸の中に存在し続けている情景でした。
男性も少女たちが輝き始める瞬間に「きゅん!」と来るのではないでしょうか。
卒業式を晴れ晴れと迎えられるのは、彼女たちがお互いに努力したからなんですね!素敵です。優しいです!大好きです。
そして「銀のなみだ 銀のゆき」では天然小悪魔系女子と妹思いのお兄ちゃんの淡く切ないやり取りが展開されていて、これぞまさしくタアモ流!この作家には珍しく、男の子の視点(主人公)で描かれていました。
私も誰かのサンタクロースになりたいです!そう思える作品でした!
是非あなたもお手にとって、買わないまでも、せめて裏表紙の切ない感じを味わってみてください!!