今月号の特集は官能小説。毎号付いている特別付録の読み切り文庫まで官能小説ばかり。そりゃ、キライじゃないけど、これじゃ電車の中ではさすがに読めないよ。
最近は、とんとご無沙汰だけど決して官能小説がキライなわけでも、小説として面白く無いというわけでもない。それこそ、高校時代なんて、フランス書院文庫を読みまくっていたしね。でも、最近はあまり興味なし。今回はみうらじゅんの話だけだった。すっかり草食系のおっさんになってしまった感じ。
それよりも、今号は東野圭吾の最新ミステリ「夜更けにハーモニカを」もなかなか面白かったし、何よりも冲方丁の「光圀伝」の第5回が素晴らしい。
前4回までは、ちょっと力んだ感じもあったこの「光圀伝」だけど、この第5回にきて、若き日の光圀も、そして」それを描く筆者、冲方丁の筆も、大分、落ち着いてきた感じがする。今回は、暴れん坊だった若き光圀が史書に魅せられるきっかけとなるエピソードが描かれていて、今後の展開が大きく変化するところ。うーん、面白かった。