この「野性時代」もリニューアル第三弾。私がこの雑誌を読むようになったのは、冲方丁の「光圀伝」の連載が始まったからだが、その連載も第二回。毎月、出るのを待つのが待ち遠しいくらい面白い。
『天地明察』で、新境地を開いた冲方丁だけど、その『天地明察』にも登場していた水戸光圀を主人公にしたこの作品も、きっと彼の代表作になるような予感がする出だしだ。まだまだ、幼少期の光圀のエピソードしか登場していないが、これから、どのようなストーリーが展開されていくのか、どのような魅力的なキャラクターが登場するのか、興味が尽きない。これが連載されている限り、この「野性時代」という雑誌も買い続けることになりそうだ。
他の作品では、読切文庫という別冊付録が今回も付いているのがうれしい。前回、前々回掲載されていた池上永一の作品はなかったが、この付録で初めて読んだ桜庭一樹の「ゴシック」シリーズは、かなり気に入った。夜中にやってるアニメを観てしまったほど。
来月は、現在の500円というサービス定価から680円になるらしいけど、また買おう。