リニューアル特大号。新連載や新シリーズ10本ということだけど、今回は何といっても冲方丁の「光圀伝」の予告編の掲載だろう。『天地明察』でも重要な登場人物だった光圀。彼を主人公にした小説ということで、普段は買わないこの文芸誌を買ってしまった。
昔は、この「野性時代」もよく買って読んでいた。といってももう20年ぐらい前だけど。久しぶりに、買って読んだんだんだけど、かなり女性向けの文芸誌になったような気がする。
でも、今回の予告編に続いて、「光圀伝」が次号から連載されるとあっては、読まなきゃいけない気がする。それほど、この予告編は、読んでいてゾクゾクするぐらいの内容だった。
そのほかでは、今回特別付録として、短編が四本収録された「読切文庫」が付いていたのが良かった。有川浩、池上永一、桜庭一樹、森浩美の作品が収録されていたんだけど、池上永一の「トロイメライ 琉球寓話集」は、ファンとしてはとっても嬉しかった。