景勝との信頼関係、三成との出会いや秀吉などの人誑しに抗する生き様など、人間描写は読んでいて内容にぐっと引き込まれるのですが…
いかんせん話の要所要所をぶった切って行く童門先生のご意見ご説明が…水を注いで話に夢中になっている私を一気に現実に引き戻していきます…
個人的な好みですが歴史小説で、作中、視点を現在に置く注釈などが入ってくるものは苦手なのですが
この作品は親切設計で作中にどんどんもりもり注釈が入ります。
人物描写、また登場人物間のやりとりが最高に人間味があり暖かく、
戦国時代の気質ってこんなだったのかーとか妄想しながら読んでいられますが、
石田三成の容姿の説明の際に、反り歯とか頭蓋骨が縦に長いとか、ゆ、ゆってほしくなかった…!
軍師は雰囲気スマートのまま、とゆうわけにはいかないのですか先生…!
伊達に至っては作中、「墓所から発見された頭蓋骨の頭髪からDNA判定でB型と言われていたので」などの説明が…
どっぷりその世界に浸ってストーリーを堪能…というより
直江ドラマのストーリーが主軸で、サイドストーリーに時代情勢と人物考察が
といった感じに思います…
サイドストーリーが苦にならない方ならもちろんお勧めします。
直江という人間が大好き!という方もお勧めです。
ただ、戦国小説にどっぷり浸かりたいな〜という方は多少「うーん」と思われるかもしれません