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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
さすが高杉良と思わせる作品です,
レビュー対象商品: 小説 消費者金融 (講談社文庫) (文庫)
題名を見ただけでストーリーが勝手に脳裏をよぎり、読まなくても分かったつもりになってしまい、結局は後回しに、若しくは読まないで終わり得るのが本書ではないでしょうか。ストーリーは高度経済成長期のサラ金の過酷な取り立てから始まりますが、サラ金・消費者金融経営者である玉崎英太郎の波瀾万丈の人生を軸に、米国の消費者金融システムの発展、日本におけるクレジット債権共同管理組合の意義等、消費者金融の構造について分かりやすく描写されています。実在の玉木英治さんがモデルだそうでして、一読をお薦めします。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
消費者金融の初期から現在,
By superblackbird (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 小説 消費者金融 (講談社文庫) (文庫)
消費者金融の初期から現在もともと消費者金融はサラリーマンが銀行から借りれないため発生した。 それが今では、回収方法で銀行が消費者金融に教わっている。 消費者金融の成り立ち・性格を知りたいときに読むと良い本
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
延滞債権をいかに回収するか?,
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レビュー対象商品: 小説 消費者金融 (講談社文庫) (文庫)
クレジット会社には流通系・銀行系・信販系などがあるのはご存知と思う。カードを作るときは電話番号や職歴などから与信審査されるのももはや常識である。カードには二つの機能がある。金銭消費貸借(キャッシング)と割賦販売(ローン)である。ほとんどの人が20万から30万ぐらいの与信枠からカードを使い始める。では、支払いが滞ったら、それらの債権はいかに回収するのだろうか?延滞が何回も繰り返されると、カード会社からの督促は段階をへてきつくなる。テレホンアポインターからの電話ではなく延滞債権回収セクションからの督促がされるはずである。さらに、それでも回収できない場合はどうなるのか?カード会社はその債権をまとめて別の会社に3割〜6割引きで債権譲渡してしまう。だがこれでは、893関係が取り立てたり、懲戒処分を受けた弁護士などが関与することになり、そのうち破産者だらけの不良債務者ばかりの社会になってしまう。そこで考え出されたのが債権管理組合という方式である。これをクレジット破産の多いアメリカでみてきて日本に導入したのが、この小説の主人公のモデルとなった玉木氏である。自分の会社の債権なのに従業員が回収するとなると壁となる弁護士法。回収担当者を支配人登記する方法をとる信販会社もあるが、実際はかなり遠回りな方法である。この作品はクレジット会社の内実を実にリアルに伝えている。自己破産を奨励する一部の人たちのやり方には疑問を感じる。
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