徳川時代以前の江戸と、小田原の役を中心とした支城の戦線が二部構成で描かれた小説です。
著者の文献資料を推して設計された中世江戸の復元鳥瞰図に、興味がありこの本を選びました。
私は、こちらの分野の専門家ではないので上手くお伝えできるかわかりませんが…。
これまで、あまり触れられていない北条氏領時代の江戸の地勢や情景に詳しくなれたように思います。
ありがたかったのが、疑問点がすぐ解消されるところです。誰なのか?どんなものなのか?どういう仕組みなのか、他ではどういう状況なのか等、グッドタイミングで説明してくださるので、具体的にイメージしたり、全体的に俯瞰しながら把握出来て良かったです。
それから、様々な戦いの模様もテンポ良く解りやすく語ってくださるので、楽しく読ませていただきました。
今度、昔はこういう風な感じの景色だったのだな…。などと思いを馳せながら散策してみたいです。