登録情報
|
それで、期待しすぎだったこともあるかもしれませんが、
ちょっと拍子抜けしたところがありました。
つまらないとまでは思いませんでしたが、
漫画のイメージ・雰囲気をそのまま体現できているとはいえないかも。
キャラの性格など、あえて漫画との差別化を計っている面もあるようですし、
小説化というのは必ずしも原作を完全踏襲しなければならないとは思いませんが、
エマは雰囲気や空気感が物語の重要な構成要素であるだけに、
ちょっとした違和感が気になってしまいました。
(わたしが漫画の小説版を読みなれていないせいかも?)
森さんのヴィクトリア朝へのこだわりを文章で表現するのに、
緻密で流麗な文章が得意な久美さんの抜擢は正しかったとは思います。
けれど、文学作品の引用など、ちょっと詰め込みすぎで不自然な感じもしたような・・
久美さんも、ヴィクトリア朝に対する知識不足のなかで、
エマの雰囲気をこわさずにいかに文章にするか、かなり苦心したのでしょうが、
(久美さん自身も、解説でちょっと自信なさげなコメントをなさっています)
そのせいか久美さん自身の持ち味もかすんでしまっているような感じもしました。
やはり、漫画の小説化は難しいのだなあと感じました。
なかでもエマはかなり難しいでしょう。
その中では久美さんはかなり頑張ったと思います。
|
この商品のクチコミ一覧
関連トピック一覧のアクティブなトピック
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|