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35 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
様々な意味で真似のできない人です,
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レビュー対象商品: 小説家という職業 (集英社新書) (新書)
本書は、小説家になるためのノウハウが書かれた本ではありません(書かれている部分もありますが、それはあくまで著者・森博嗣のノウハウ。真似できるかどうかは人によります)。森博嗣氏自身が作家になった経緯、プロの物書きとしての、森博嗣流の心構え、氏が見た出版界の、そして小説家の未来への展望が書かれた本です。
「自分の自由のために『他人が自分を好きになること』を犠牲にしてきた」と氏自身が語っているように、本書では忌憚の無い意見が堂々と書かれています。いや、よくここまではっきりと書けるものだ……。 共感できる部分が非常に多いですが、本書は間違いなく、読む人によって180度感想が異なるはずです。氏のファンである私ですら、あまりにもドライ(あるいは冷徹)で、極論のように感じられる箇所もありました。けれど、氏はその全てを実践してきたというのだから、やはり最後には、氏に脱帽せずにはいられません。 私自身は、本書を読んで、自分と次元の異なる思考に触れたことに、久方ぶりの快感を覚えました。森博嗣に興味がある人のみならず、出版業界の因習や、小説家の未来(特に電子書籍における未来)に興味がある人にはお薦めできます。実に興味深い一冊でした。 いや、しかし、絶対に真似できないや、この人は……。
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
森氏の生き方についての本,
By よもつみ (千葉県千葉市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 小説家という職業 (集英社新書) (新書)
私は純粋な森ファンとして読んだが、「商品の説明」にあるようないわゆるノウハウを求めている方は注意されたほうがよい。氏もまえがきにおいて『いわゆるノウハウ本ではない、ということだけを強調しておきたい』と述べている。
>作家の先生に2時間お話を聞くことができるような1冊です。 と他の方(pellegrino氏)が述べているように、この本はかなり個人的な思想が書かれている。これは森氏の「姿勢」に共感できない方にはそもそも受け入れづらいものたちであり、逆に一種憧れに近い感情を持っている方なら読んで面白いだろう。 森氏はビジネスとして本を書いているそうである。となると、彼の語る言葉には注意しなければならない。彼はこういった奇抜な思想を意図的に語っているのかもしれないし、さらに「狙ってやってるのでは?」と思わせること自体が彼の狙いかもしれない。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
型破りの小説作法,
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レビュー対象商品: 小説家という職業 (集英社新書) (新書)
商行為として、商品として小説を書くことに徹する点はこれまでに見かけなかったスタンスであり、目からウロコがボロボロ落ちる思いで一気に読めました。かなりきっぱりと書かれているので、他の方がご指摘されているように、成功したからいい気になっているという見方もあるかと思います。しかし、出版社や編集者に対してご指摘されている点は、私なりの少ない経験から見てもかなり的を得ていると感じました。小説家志望の方にも、森さんについて知りたい方にも、そして著述・出版という(商)行為全般について考えてみたい方にも奨めたい一冊です。
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