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戦後GHQ占領下の日本を独立させるべく、首相・吉田茂(森繁久彌)はライバル政党との確執などをくぐり抜けながら腐心する。やがて、ついに日本独立という悲願が達成させるが、その後吉田は政権にしがみつくようになり、三木武吉(若山富三郎)は彼を首相の座から引きずり下ろすべく、暗躍を始めていく…。
『八甲田山』など自然派超大作のイメージの強い森谷司郎監督が、戦後日本の歩みの裏に蠢く男たちの戦いをエネルギッシュに描いた政治群像劇。ここで繰り広げられる確執はまさに政治家版『仁義なき戦い』とも呼べるもので、吉田の愛娘(夏目雅子)以外一般人が登場しないのも逆に潔い趣向であり、こうした連中によって良くも悪くも日本人は戦後を歩んできたという事実を痛感させられるだろう。また吉田の孤独などを風景描写などで巧みに描いたあたり、さすがは大自然大作の達人監督とも言える手腕である。なお本作が森谷監督の遺作となった。(増當竜也)
『八甲田山』など自然派超大作のイメージの強い森谷司郎監督が、戦後日本の歩みの裏に蠢く男たちの戦いをエネルギッシュに描いた政治群像劇。ここで繰り広げられる確執はまさに政治家版『仁義なき戦い』とも呼べるもので、吉田の愛娘(夏目雅子)以外一般人が登場しないのも逆に潔い趣向であり、こうした連中によって良くも悪くも日本人は戦後を歩んできたという事実を痛感させられるだろう。また吉田の孤独などを風景描写などで巧みに描いたあたり、さすがは大自然大作の達人監督とも言える手腕である。なお本作が森谷監督の遺作となった。(増當竜也)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
森繁久彌主演で贈る、昭和政治史の裏側を描いた伝記ドラマ。吉田茂、鳩山一郎を中心に政界の大物たちが暗闘を繰り広げる。昭和26年、吉田内閣の下で吉田派の議員たちにより対日平和条約調印が行われ、日本は新しい政治局面を迎えていた。
内容(「Oricon」データベースより)
戸川猪佐武の同名小説を、森谷司郎監督が映画化した作品。太平洋戦争後、アメリカの占領下にある日本の運命を賭け、吉田茂を中心とした保守本流の政治家たちの物語を描く。森繁久彌、芦田伸介、小沢栄太郎、西郷輝彦ほか出演。