「ブラザー×セクスアリス」篠崎一夜
「×ファッカー」の続編です。
不良弟×まじめお兄ちゃん。
「お金がない!」から何年経ったのかしら。
ずいぶん久しぶりに著者の文章を読みました。
好みは別れるでしょうし、突っ込みどころも満載ですが、
日本語崩壊まではいかないし、たまに読む分には楽しめるのかも。
何から何まで弟が初めてのため、色事のお勉強のために
そのてのビデオを借りてきてしまったことがメインの騒動です。
あー上品さや気取ったところ皆無の工口さです。
だめな人はだめかも。
「暁に堕ちる星」和泉桂
清澗寺シリーズも第三部。
今回は冬貴の妾腹の息子にして和貴の養長子である貴郁が主役の読み切り。
幼い出会い、出征前夜、そして実質の婿入りと、時間軸が交差しますが
よくできたお話でした。
舅・義兄との関係というのは結構レアじゃないでしょうか。
おススメです。
「硝子の迷宮」いとう由貴
作家で粘着質の弟×事故で視力を失った清廉潔白なお兄ちゃんなお話。
あたりはずれが大きい作家さんですが、今回はかなりハマりました。
目が見えなくなって周囲から誰もいなくなってしまって、お兄ちゃんはがっかり。
弟はお兄ちゃんを独り占めできるのがうれしくてしょうがない。
そのうちミルクを絞り始め、やがてなし崩しにそういう関係に。
お兄ちゃんが衝撃を受けながらも流されていくのがよかったです。
最後はハッピーエンドなので後味もいいですよー
「瑠璃国生伝」谷崎泉
六話にして完結しました。
まさか本当に最終話まで渡海さまの秘密を隠しとおすとは!
ハッピーエンドなので、書き下ろしもつきそうな単行本化が楽しみです。
「ウサギ系男子の受難」桐嶋リッカ
欲情すると耳が出ちゃうとかいう特殊設定まずありき。
面白かったです。
友達としか見ていない相手を落そうと、最初は自分の欲望の処理を手伝わせて身体も馴らして、
相手に逃げられると今度は・・・という手段を選ばないところも。
この作家さんの攻めは軽やかにきちくですよねーw
なんとなくカズアキさんのイメージが強くて、絵師さんが違和感あったけど、
これだけ面白ければ絵はどうでもいいかも。
「Zwei」かわい有美子
刑事×検事もの後編。
今号はケモミミ特集ということでいつもとテイストが違ったので、
巻末のこの作品でやっとリンクスらしく締まったような気がします。
工口はさらっと。
「相手が自分との関係性に何の期待もしていない虚しさ」っていうフレーズがつぼでした。
次号は特にお目当てはいないですが、買ってしまいそうです。