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小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書)
 
 

小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書) [新書]

平野 啓一郎
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

好評『本の読み方 スロー・リーディングの実践』の続編。
本書では、現代の純文学、ミステリーさらにはケータイ小説も含めた計九作品を題材に、
小説をより深く楽しく味わうコツをわかりやすく解説する。
ポール・オースター『幽霊たち』
綿矢りさ『蹴りたい背中』
ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』
高橋源一郎『日本文学盛衰史――本当はもっと怖い「半日」』
古井由吉『辻――「半日の花」』
伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』
瀬戸内寂聴『髪――「幻」』
イアン・マキューアン『アムステルダム』
美嘉『恋空』――
それぞれの読解で提示される作家ならではの着眼点は、読者がブログで感想を書いたり、
意見を交換するうえで役に立つものばかり。作家をめざしてる人はもちろん、
一般の読書ファンにとっても示唆に富んだ新しい読書論。

内容(「BOOK」データベースより)

好評『本の読み方スロー・リーディングの実践』の続編。P・オースター『幽霊たち』、綿矢りさ『蹴りたい背中』、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』、美嘉『恋空』…本書では、現代の純文学、ミステリーさらにはケータイ小説も含めた計九作品を題材に、小説をより深く楽しく味わうコツをわかりやすく解説する。それぞれの読解で提示される着眼点は、読者がブログで感想を書いたり、意見を交換するうえで役に立つものばかり。作家をめざしてる人はもちろん、一般の読書ファンにとっても示唆に富んだ新しい読書論。

登録情報

  • 新書: 243ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2009/3/14)
  • ISBN-10: 4569704344
  • ISBN-13: 978-4569704340
  • 発売日: 2009/3/14
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
本書は面白い!!
タイトルは「読み方」となっているが、
どうも小説の書き方を書いた本のように思われる。

文章には二種類ある。
こういう指摘は面白いし、言われてみればそのとおり。
プロットを進める文と、主題を説明する文。
プロットが進みながら、主人公の人物が深まっていく文は、
その両方を兼ね備えた技。

ふーん、そういう構造だったのかと
目をひらかれる思いがする。
自分も書いてみたくなった。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
第1部では、小説を「1、メカニズム 2、発達 3、機能 4、進化」という観点から読む事の有効性が掲げられている。
「メカニズム」とは、舞台設定、登場人物の人数、配置と出入り、プロットの展開、文体、などの要素がどのように機能しているかを考え、理解する事で読む事。
「発達」とは、その作家の人生の中で、どういうタイミングでその作品が出てきたのかということを考えてみる事。
「機能」とは、ある小説が、作者と読者との間で持つ意味を考える事。「機能」を単純化して示したものが、ジャンル分けである。
「進化」とは、社会の歴史、文学の歴史の中で、その小説がどんな位置づけにあるかを考えてみる事。
第2部では、小説9作品の一部を引用し、それに著者が読みとったものを書いていくというものだが、とても私のような一般人には、著者のように深く読解する事はできないように感じた。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
この本の趣旨は、

1.小説の『批評』ではなく、
2.前作『本の読み方 スロー・リーディングの実践』の読書対象を小説に特化させた上で、
3.多くの人が「語る」上で役立つような『視点の紹介』

にある。

そしてその『視点』は、動物行動学のアプローチである、「メカニズム」「発達」「機能」「進化」という4つの切り口を拠りどころにしたものだ。
それはとても新鮮でありながら、解説されるとどれも肯けることばかりで、終始興味深い内容だった。
文章はとても判り易く丁寧で巧み。短く削った言葉の中に、濃い内容が込められているように感じる。
未整理で混沌とした自分の頭がスッキリする心地よさを味わうこともでき、私にとって非常に良い出会いだった。著者に感謝したい。

小説を読むのが好きな人は、今より更に楽しい読書体験が味わえるのではないだろうか。
何より、著者本人が心から読書を楽しんでいる様が伺え、その感動を追体験するだけでも、読書の喜びを思い出さずには居れないだろう。

なお、扱われた小説は近代小説9作品で次の通り。
本書を手にする前に、いくつかの作品に触れてみたい方はどうぞ御参考に。

幽霊たち』ポール・オースター
蹴りたい背中』綿矢 りさ
「若さなき若さ」ミルチャ・エリアーデ(『エリアーデ幻想小説全集〈3〉1974‐1982』より)
「本当はもっと怖い『半日』」高橋 源一郎(『日本文学盛衰史』より)
「半日の花」古井 由吉(『』より)
ゴールデンスランバー』伊坂 幸太郎
「幻」瀬戸内 寂聴(『』より)
アムステルダム』イアン・マキューアン
恋空』美嘉
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投稿日: 2009/5/15 投稿者: 百地樹里
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