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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
あくまで“作者の”実践,
By 木卯 "やなぎ" (石川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 小説の書き方 小説道場・実践編 (角川oneテーマ21) (新書)
森村誠一氏がどのような心構えで何に気をつけて執筆しているか、を書いてある本です。ハウトゥー本であるかのような売り文句が裏表紙に書かれていますが、 「ワシはこうやって書いておる」といった内容を羅列してあるだけで、 小説を書くための基礎知識はこれを読んでも身に着きません。 他の作家の作品を多数引用し、その魅力をいちいち解説していますが、かなーり冗漫です。 正直に私の心中を吐露するならば「ハズレ引いた!」ってとこでしょうか。 キャラクター造形について多少再認識させてくれる部分もあったので、ちょっと色を付けての星三つ。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
書き方紹介ではなく、論文に近い,
レビュー対象商品: 小説の書き方 小説道場・実践編 (角川oneテーマ21) (新書)
内容紹介に「時代小説、ミステリ、エッセイ…すべての書き方を解説した小説入門の決定版」とありますが、どちらかと言うとミステリーの要素が強いです。
「実践編」とありますが、具体的な実践方法は書いてありません。 作者独自の「小説方法論」が論じられているという感じで、参考になりませんでした。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
プロの文体参考に,
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レビュー対象商品: 小説の書き方 小説道場・実践編 (角川oneテーマ21) (新書)
旧版の「小説道場」が、加筆・改稿の上、分冊されて発刊されたもの。
あとがきが掲載されているのは「総論」のほうなので、実質的にはこちらが「上巻」にあたると思われる。(書籍番号は逆になっているが) プロ作家の作品からの文章引用が多いので、「プロの文体」を知るには最適。 小説技巧に関する部分は、簡潔に、オーソドックスに、基本が語られているという印象。書き始めたばかりのアマチュアよりも、ある程度書けるようになった人が、これまでの知識の総論として読むといいような気がする。 注目点のひとつは、「描写」と「説明」の解説部分。小説を書く際には「説明するのではなく描写しろ」とはよく言われることだが、実際には、意図的に説明的な文章を使うことで、作中の効果が上がる場合がある。ミステリの謎解き部分や、SFでのディベート部分などがそうだ。 森村氏は、小説を書くうえで、例外的に「『描写』ではうまく効果が出ない場面がある」ことを認めたうえで、「描写」という表現の豊かさを、実例をあげながら説明している。(同じ内容が「説明」と「描写」ではどう違うか、実例をあげて比べている) 森村氏が、作家として、小説の観察眼に優れた人であることがわかる部分だ。 また、校閲に関するくだりは、森村氏の思考回路(文章のどこに価値を見いだすか)が垣間見られて、非常に興味深い。
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