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小袖日記 (文春文庫)
 
 

小袖日記 (文春文庫) [文庫]

柴田 よしき
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

上司との不倫に破れて自暴自棄になっていたあたしは、平安時代にタイムスリップ!女官・小袖として『源氏物語』を執筆中の香子さまの片腕として働き、平安の世を取材して歩くと、物語で描かれていた女たちや事件には意外な真相が隠されていた―。ミステリーをはじめ幅広いジャンルで活躍する著者の新境地。

登録情報

  • 文庫: 318ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/7/9)
  • ISBN-10: 4167203154
  • ISBN-13: 978-4167203153
  • 発売日: 2010/7/9
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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21 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
失恋した女性が平安時代にタイムトリップ。「源氏物語」を執筆する香子さまのために

モデルを探したり取材やインタビューをしたりする「小袖」という女房と入れ替わって

しまったらしく、そのお仕事も取りあえずやってみることに。これは夕顔の、

これは葵の上の、そしてこっちが末摘花のモデルね、と、わずかな古典の知識を

思い出しつつ取材をするうちに、末摘花は不細工、とか、六条御息所はシット深い、

とか、そういう情報はフィクションで、実際のモデルの女性たちはもっと生身の

女性として生きていたことを知り、自分の恋愛観についてもいろいろ考えることになる…

という、古き良き時代のコバルト文庫風の、古典をモチーフにしたSFエンタテイメント。

柴田さんらしく「末摘花は見たところ不細工じゃないのになぜ後世には凄くブスって

伝わっちゃったのか」とか「父の入道の言いなりで源氏の相手をした明石の君に

意志はなかったのか」とか、突っ込みどころ満載の源氏物語に対してユーモラスな

答を用意している。それぞれの女性の秘密の描写は、ミステリー作家としての柴田さんの

センスでなかなかどれも面白い。時間旅行もののお約束「主人公はもといた時代に

無事に戻れるのか?」「戻ったとして、トリップ前より幸せになったり成長してたり

するのか?」という点でも爽やかなエンディングになっていると思います。
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 夢追い虫 トップ1000レビュアー
形式:単行本
時代はまったく違うけれど
恋をして、幸せになりたいという女性の想いは同じ。
しかし平安の女性は周りの決めた男性と結婚することが圧倒的に多く、
主人公は彼女たちの姿を見て女としての生き方を模索していきます。

それぞれのお姫さまがとても魅力的です。
時代には逆らえずに、不幸な運命を背負う姫さまもいるけれど、
どの姫さまにも時代を超えて理解できる「女だけがわかる共感」を感じられる。

個人的な好みで言っちゃうと、
もっと重厚に切ない物語に仕上げてくれた方が私は好きかも。
そのへんが残念・・・。
ラストが急ぎ足になっちゃったのも惜しい!

歴史に詳しい人は歴史を冒とくしてると思ってしまうかもしれないけど、
無知な私にはそんなことはまったく気にならず。
小説を読むにあたり、私は時代モノが苦手な傾向にあるのですが、
これは軽いタッチなので比較的苦がなく読むことができました。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
古典入門! 2010/8/2
By shi-bo
形式:文庫
おそらく現代人のほとんどが密かに感じているであろう、「光源氏最低!」とか「犯罪だぞあれは」(そんなこと言うと白い目で見られると思うから誰も言わない)というのがぽんぽん出てきて心地よい。ふつうの生活感がにじみ出ているのもよい(町のにおいとか)。何よりも重苦しくなく、格調高くないのがよい。そこらへんの古典入門書よりよっぽど興味を持つ人が多いのでは。古典苦手!という人には特におすすめです。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
枠組みはSFですが、平安という時代のにおい・生活感が出色
 語り手のヒロインは若いOL。不倫相手に別れを告げられ、思いつめたところへ落雷。平安時代の女房のひとりと入れ替わってしまいます。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: suihou
軽い文体だが、けっこう切ないところも
帯に歴史SFミステリーとありましたが、まさにその通りでした。
(ただし、SF要素は薄めでしたが……)... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 桜子
読後感のすっきりとした作品
非常に分類がしにくい作品である。
あえて分けるなら、「源氏物語を題材にした歴史ミステリー」だろう。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: ソノラ
惜しい
私自身が源氏物語を通読していないこともあるのだろうけど、今一説得力に欠ける感じがします。タイムスリップして平安時代に時空移動するという骨子は目新しいものでは無いけ... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: 平和
もう少し上品に・・・・・
『源氏物語』のミステリーとしても、平安時代の生活を描いた話としても楽しめました。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/22 投稿者: ほたる草
省略の仕方も源氏
各章の短さや、省略の仕方も源氏物語風です。説明が少ない。
末摘花が面白かったな。私の好きな花散里はここにも登場せず。朧月夜もない。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/22 投稿者: サラミ
当時も今も女性の生きる姿勢は同じですね♪
主人公が、平安時代にタイムスリップする所から物語ははじまる。雷に打たれて気が付くとそこは平安時代で周りは、... 続きを読む
投稿日: 2007/8/2 投稿者: しろくま
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