Would you like to see this page in English? Click here.

中古品を購入
中古品 - 良い 詳細を見る
価格: ¥ 1,424

または
1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。
 
   
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
小津安二郎の反映画
 
イメージを拡大
 
Kindle化リクエスト
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。

Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら

小津安二郎の反映画 [単行本]

吉田 喜重
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。


フォーマット

Amazon 価格 新品 中古品
単行本 --  
文庫 ¥ 1,155  

会員なら、この商品は10%Amazonポイント還元 (ポイントが表示されている場合は、表示ポイント+10%還元)。

キャンペーンおよび追加情報


この商品を買った人はこんな商品も買っています


商品の説明

内容紹介

監督吉田喜重が,小津作品の秘密に迫る.映画史に残る稀な達成を支えた人と思想とは.愛するがゆえに映像の「まやかし」を知り,「戯れる」ことで映画の本質に最も近く立った人-これまでの通説を覆す作家像が姿を現す.最晩年の巨匠に接し,自身の映画作り30数年の歩みを通して小津と対話した著者ならではの作品論.

内容(「MARC」データベースより)

晩年の巨匠との出会いに始まり、三十年にわたる映画監督としての自らの歩みを通して、小津の作品と交わした対話の結実。映画作りの内側から、小津作品の秘密に迫る。通説を覆す巨匠の肖像。

登録情報

  • 単行本: 290ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1998/5/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4000223615
  • ISBN-13: 978-4000223614
  • 発売日: 1998/5/20
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 13.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 687,174位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告

  • 目次を見る

この商品を見た後に買っているのは?


カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 複数のまなざし 2005/7/30
形式:単行本
 著者の吉田喜重氏は小津安二郎を論じるにあたって、まず、「東京物語」の空気枕のエピソードから始める。それは、まなざしは人間にだけあるのではなくて、「事物」にもそれぞれのまなざしがあり、この場面では空気枕もまた、夫婦を見返すまなざしのひとつなのだと。
 私は最初読んだとき何のことかわからなかった。空気枕が見る? 何を? しかし、いまは自分なりのひとつの解釈にたどり着いている。それは、いま私たちの生きている世界に注がれるまなざしの多様さ、物事を見るその見方、解釈のあまりの多さを、著者独特の表現で示したのではないかということだ。人間の不十分なまなざしで世界を見ることの困難と危険。それを補うものとしてある、さまざまな可能性の比喩として、「東京物語」の空気枕が語られているのではないだろうか。
 本書を通じて何度も語られる小津作品のあいまいさ。それは観客ひとりひとりが自由に解釈できる余地を残した、まさにまなざしの多様さである。著者はそれを、あらゆるまなざしがひとつの意味に収斂してしまう、小津が生きたあの戦争の時代に対するアンチとして語っている。
 小津作品はふたたび来るファシズムに対抗できるだろうか。それは私たち見る者ひとりひとりの責任である。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringmoo トップ1000レビュアー
形式:文庫
小津安二郎監督の作品群に対して、映画監督吉田喜重の目を通して分析した論説文です。

小津作品は、平凡な家庭ドラマでありながら、何か「違うもの」を感じてしまいます。
更に、同じような設定の映画が非常に多いと言う特徴もあります。
作品の作り方や技術面では、その独自性を吉田監督が解説してくれています。

そして、これらの総合として、小津監督の作品をどう定義するかと言う話になります。
そこで本人の「なんでもないことは流行に従う、重大なことは道徳に従う。芸術のことは自分に従う・・・」と言う言葉が引かれています。
普段の生活は、世の中の流れに任し、道徳に従って判断するが、こと映画に関しては、独自性を主張すると言うことでしょうか。
この独自性について、吉田監督は小津監督が考えていたことを、こう整理します。
世の中の出来事は、混沌の内に無秩序に存在するが、映画においては秩序ある世界を描いている。
小津監督は、実社会の出来事をアクシデントと捉え、映画の中の世界をドラマと捉えます。
私なりこれを判断すると、混沌とした現実の中から、その本質を抜き出し、構成しなおしたものが映画だと言う事でしょうか。

同じ様な映画が多いことについては、ある映画で描いたことについて、アンチ・テーゼを立て次の映画を作るのが小津流の映画作りだとしています。
それは、混沌とした現実を描くには、一つのものに対しても、いくつもの側面があると言う事の裏返しの様に思えます。
そう考えてくると、小津映画は、その作品群全体が一つの作品だと言えるかも知れません。
と言うか、そう考えると小津映画をより理解出来る気がします。

これで小津映画がすべて理解出来たとは思いませんが、少しは理解が深まった気がします。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 透明な個性 2004/9/23
By Justin
形式:単行本
本書を読み、小津安二郎とは映画の“虚飾性”を厳しく律し、極力“作為”から遠ざかろうとした人だったのかと思われた。

役者陣は笠智衆氏に代表されるように、その演出は過剰さを嫌い、どこまでも無色透明であった。そのため森重久弥氏は『小早川家の秋』で小津氏から何度も(“演技”をしないように)ダメ出しをされたとか。

しかし、小津作品を見たとき、その無色透明さが逆に揺るぎない個性を確立するという不思議さを感じる。

本書は小津作品を読み解くに当たって、豊かな示唆を与えてくれる。もちろん、予備知識なしに作品を楽しむことがまず、我々観客の特権である。しかし、当時から自作について語ることはほとんどなかったと聞く故人の息遣いのようなものを、世代を分かちながらも同じ土俵で映画作品の輩出という戦いを続けている、同志の目線で追うことができるのは、かけがえのない喜びである。

このレビューは参考になりましたか?

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


フィードバック