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私は、「静かな妾宅」が好きです。
祖父さんほどの年の開きがある七五歳の橋爪に強く惹きつけられた二七歳の素子。彼女はこの恋がずっと続くことを願い、またこの生活を必死に守ろうとします。そんな彼女の心情を、ミステリ色を匂わせながら、豊かに、鮮やかに綴っています。
また、巻末に特別書き下ろしエッセイも収録されています。