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小森陽一、ニホン語に出会う
 
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小森陽一、ニホン語に出会う [単行本]

小森 陽一
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社からの内容紹介

帰国子女=日本社会の異分子として日本語に出会い、格闘し、ついに教える側にまわるまで、日本文学研究の論客、小森陽一のタタカイの記。小中高校での国語授業ライブも収録。

内容(「BOOK」データベースより)

ミナサン、ミナサンハ、僕ノニホン語ノ何ガオカシイノデショウカ?帰国子女、コモリ君は文章語で話すおかしな小学生。ニホン社会の異分子として日本語に出会い、格闘し、教える側にまわるまで、近代文学研究の論客、小森陽一の日本語とのタタカイの記録。

登録情報

  • 単行本: 218ページ
  • 出版社: 大修館書店 (2000/04)
  • ISBN-10: 4469221511
  • ISBN-13: 978-4469221510
  • 発売日: 2000/04
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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31 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
外部の力 2001/4/23
By 山科のうし トップ1000レビュアー
形式:単行本
一度だけ、著者の小森氏の話を直接聞いたことがあって、内容、話し振り、発声に至るまで、非のうちどころのない日本語に感心しながら、ただその完璧さゆえにかえって違和感があったのを覚えている。本書を読んでその謎は氷解した。子供の頃ロシア語を学びながらプラハで暮らした帰国子女だったとは知らなかった。 小森氏の著書はいずれも、わかりやすく書いてはあっても、いわゆる「柔らかい」ものではない学術書だから、こうして生い立ちがわかると、ミーハー的興味も湧こうというものである。が、それは単に著者の人間味を増すというだけではなく、その研究者としての姿勢や思想すらより明確にしてくれるものであろう。小森陽一と言えば、知る人ぞ知る、ジャンルを越えて国文学研究に最新の批評理論などを導入し、新しい風を吹き込んだ一群の研究者の一人である。「脱境界」を掲げる時代にあって、こうした人たちの活動が、どれほどダイナミックな文化潮流を生み出しているかは言うまでもあるまい。私は必ずしも新しさを称揚するものではないが、彼らの破壊をも恐れぬ真摯な追求が、反論を生み再反論を生みして活発な議論を呼び、総じて文化に活力をもたらすことを歓迎したいと思う。 たまたま本書と同じ時期に、かのジャック・デリダへのインタビュー(『言葉にのって』、ちくま学芸文庫)を読んだのだが、デリダが、アルジェリアという「外部」に生まれ育った後に、フランス哲学界はおろか、世界の思想文化を震撼させたことと、小森氏が東欧から帰国し、半ば外国語である日本語をまず日常会話のレベルから学び、やがて日本語を総体として対象化し、さらには文学を日本での研究文脈の外から捉え直したことには、明らかにある種の類縁があると思われる。そうして小森氏の「人と思想」がよくわかり、かつ時代の知性の一つのあり方が納得される好個の読み物である。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ほー 2009/3/29
By pp-tang
形式:単行本
気晴らしに読んだだけなので、特に言うことも無いのだが、せっかくだから現時点でwikiにのっていない情報を書いておくと、この人はもともと歴史を志していたそうだ。だが力不足でしかたなしに国文にいったという(それがふわふわと東大のセンセにたどり着いちゃったんだからすごい)。ロシア語ができるため、卒論は二葉亭四迷によるツルゲーネフの翻訳をおっかける。翻訳時に語順までもロシア語的に訳そうとしていたことに驚いたそうだ。うんぬんかんぬん。子供時代のエピソードなど、かなり特異なもので興味深いです。私は何も知らずに帯にひかれて読んだ口だが、著者のファンは読むといいかも。
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