小林氏が作り出す笑いが好きで、関連作品のDVDや実際に彼の公演を観に行っている者がこの作品を観た感想です。
この2作品の放送された際にBSが映らなく観れなかった為、この2作品が記録メディアとしてリリースされると小林氏のホームページで知らせを知ってから発売日を楽しみにしていました。
結論から言うとテレビならではのポツネン氏(彼がソロパフォーマンスで舞台に上がる際のキャラクター)の笑いが堪能出来る内容でした。まだチェックしてしないファンの方は安心して観て頂いて大丈夫です。テレビがフィールドになっても彼のスタイルは変わらず、持ち味は更に磨きをかけて存分に発揮されています。
そして何より自分が夢中になって観た所は、両作品共に小林氏が「如何にして笑いを作り出すのか」「エンターテイナーって何なのか」を自分なりに示す過程がドキュメンタリーとして観れたのが何より嬉しかったです。あとニューヨークでの一人暮らしの片鱗も。名作「ロールシャッハ」はまさにこんな所で誕生したんだなぁ〜・・・とちょっと感慨深くなったりもしました。
彼を知らない人はこの2作品を観れば人間味に溢れた「小林賢太郎=ポツネン」に興味を引く事請け合いです。そして、彼の以前からのファンも新作のコント(まだ観ていない人は)で恒例(笑?)ともいえる驚きや感嘆を味わえる仕掛けはされているので、まさに全方位をカバーした作品だと思います。
ただコアなファンの方に言える注意点なのですが、今まで彼が舞台で発表してきたコント(ネタバレになるのでどれかは言いませんが)もいくつかそのまま作品の中で披露されているので「ガチの完全新作」を望む人には向いていないかもしれません。
そういった点ではまさに「小林賢太郎の入門書」としてはピッタリだと思います。