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本書では、小学生の子どもをもつ親たちに向けて、「本物の学力」を身につける勉強法を説いている。「本物の学力」とは、物事に対して「なぜこうなるのか」という疑問をもち、そのしくみや原理を理解し、考えることのできる学力である。これに対して、いい点数を取ってもその根本原理を理解していないのは「見せかけの学力」だという。
「できる」ようになっても「わかる」に至っていないこのような子どもは、教科書の進行に合わせたその時々のテストでは良い点数が取れても、応用問題が多く、広範囲から出題される受験には失敗するケースが多いという。さらには将来社会に出てから、物事を創意工夫する力がない、問題解決能力がない、という困ったことにもなりかねない、と警鐘を鳴らしている。
本書で述べられる具体的な勉強法の特徴は、「生活体験」を最大限に活用した勉強法である。小学生の時期は、本よりも日々の生活の中で自然に物事を学ぶことが多い。そこで本書では、子どもにとって重要な家庭環境の中でどうやって学ばせるか(たとえば、日ごろから買い物に行っていれば、お金と物の関係から引き算や足し算は自然と身につく)について、詳しく説明している。教科書がわかるようになるための生活体験の実例が教科ごとに示されているので、具体的なイメージがわくだろう。また、学校週5制を勉強にどう生かすかという話や、学校の授業を中心とした学習法なども興味深い。
本書には、子どもが学ぶ楽しさを知り、自発的に学び続ける姿勢を身につけてほしいという著者の願いが込められている。成績という結果だけにこだわる親や子ども、子どもが机に向かっているだけで安心しているような親に対して、勉強とは何のためにするのか、改めて問いかけている本である。(大角智美) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
出版社からの内容紹介
「見かけの学力」と「ほんとうの学力」を見分ける/生活体験が「ほんとうの学力」を生む/学年別-家庭でできる教科書の活かし方/「かくれた能力」を引き出す学習法/学校週5日制を活かす学習法/学校を上手に利用する学習法
内容(「BOOK」データベースより)
学校週5日制に対応した最新版。ほんとうの学力が身につく本。新聞・雑誌で活躍する第一人者が、子どもがイキイキし、らくらく成績が上がるユニークな勉強法をズバリ全公開。
内容(「MARC」データベースより)
新聞・雑誌で活躍する第一人者が、子どもがイキイキし、ラクラク成績が上がるユニークな勉強法をズバリ全公開。わが子が勉強大好きに変わる! 学校週5日制に対応した、96年刊の新版。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小宮山 博仁
1949年生まれ。教育評論家・日本教育社会学会会員・日本教育心理会会員。中学受験ネットゼミ主宰。多くの教育書や論文を執筆し、一貫して「小・中学生に本物の学力を身につけさせるにはどうしたらよいか」をテーマに、各地で講演する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1949年生まれ。教育評論家・日本教育社会学会会員・日本教育心理会会員。中学受験ネットゼミ主宰。多くの教育書や論文を執筆し、一貫して「小・中学生に本物の学力を身につけさせるにはどうしたらよいか」をテーマに、各地で講演する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)