なかなかぴんとこない古語でのニュアンスも、イラストがあることでかなり分かりやすくはなる。ただ、これって小学生にわかるかなぁ、という表現も無きにしも非ず。個人的には小学生のころからわけもわからずたくさんの本を読んできたので、100%分からなかったとしてもそれが長い目で見たときに財産になるという経験知はある。でも「読んで即100%分かる」ことを求める方もいると思うのであえて書いておく。
それと、イラストが見にくい(醜い?)ものが混ざっているのもやや難。書いた方には少々失礼かもしれないが、人物のバランスが整っておらず、"絵の上手な小学生"レベルのイラストがある。どの人の絵のことを言っているのかは、手にとって数ページめくれば分かるはず。
と、難点も挙げさせていただいたが、マンガの力はやはり大きい。これから百人一首に親しもうとする小学生、中学生にとっては良い入り口になると思う。