小学三年生の娘の父親です。
敬語は、成長に伴って、親の話しぶりなど、日常生活の中で身に付けることが多いわけですが、実は正しい敬語をきちんと身に付ける機会は意外と少ないようです。
この本は、第一章で尊敬語、謙譲語1、謙譲語2、丁寧語、美化語の五つをわかりやすく説明し、第二章でさまざまな敬意表現の実例を示し、第三章でさまざまな日常生活での敬語使用の実例を説明する展開となっています。
どの章、どの項も、説明が大変分かりやすく、しかも、実にユーモアのある楽しいマンガで実例が示してあります。
娘が一人でゲラゲラ笑っている声がするので、何を読んでいるのだろうと思って覗いたら、この本でした。
その後、内容について、口頭で簡単にテストしてみると、謙譲語や丁寧語、美化語などの意味を理解している上に、普通の表現を尊敬語に直したりすることもちゃんとできるようになっていました。
分かりやすい説明とユーモアたっぷりのマンガに引き込まれて、読み進めているうちに、いつのまにか敬語の基礎をちゃんと理解していて、親もびっくりです。
手紙の敬語表現もあり、また、デパートでの実例や、TPOによって敬語が必ずしも必要でない場面があることにも言及してあり、至れり尽くせりです。
数ある敬語表現の本の中でも、ピカ一の充実度とわかりやすさとおもしろさです。
これはお奨めです。