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小学生がうつで自殺している (扶桑社新書)
 
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小学生がうつで自殺している (扶桑社新書) (新書)

by 植木 理恵 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

気づかぬうちに子どもの心が壊れている!気鋭の心理学者・植木理恵による「児童が抱える心の闇」衝撃の臨床ルポ。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

植木 理恵
1975年大分県生まれ。心理学者、臨床心理士。東京大学大学院教育心理学科を修了後、文部科学省特別研究員として心理学の実証的研究を行う。日本教育心理学会において最難関の「城戸奨励賞」「優秀論文賞」を史上最年少で連続受賞する。現在、都内総合病院心療内科でカウンセリング、慶應義塾大学理工学部教職課程で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 新書: 189 pages
  • Publisher: 扶桑社 (2009/8/28)
  • ISBN-10: 4594060234
  • ISBN-13: 978-4594060237
  • Release Date: 2009/8/28
  • Product Dimensions: 6.8 x 4.2 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 1.5 out of 5 stars  See all reviews (2 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #63,975 in 本 (See Bestsellers in 本)

    Category Ranking:

    #412 in   > 人文・思想 > 心理学 > 臨床心理学・精神分析
    #472 in   > 新書・文庫 > 思想・人文 > 心理学
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3 of 4 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 少し配慮に欠ける文章が目立ちます, 2009/10/20
普段から「鬱」に関心があり、この本を読みました。
一言で言うと、文章が「派手」であり「ドラマチック」に書かれていると感じました。
もちろんこれは悪い意味です。
著者である植木さんがいかに、小学生の鬱という問題に心を砕き 切磋琢磨に努力をし
そして輝かしい成果を挙げている、ということがこれ見よがしに書かれていると感じます。
(まるで「褒め称えてください」といわんばかりに)
自分が思いついた治療方法に 自分独自の名前をつけ いかに治療対象者に親身になっていることをアピール 最後は「こうして幸せになりました」系のオチで締めくくる。
これでは読んだ人が「自惚れている」と感じてもおかしくない文章です。
たとえ事実だとしても、やりすぎている(蛇足が多い)と思いました。

そういった文章の中でも、私が特に「配慮に欠けている」と感じたのは、171-172ページにかけて書かれている、「歪んだ記憶症候群」についてです。
これはおそらく1990年前後のアメリカでの自動虐待問題に端を発した、偽記憶症候群(過誤記憶症候群)問題のことだと思いますが、まるで「私は○○にレイプされた」と訴える多くの人が医師やカウンセラーから吹聴 もしくは洗脳されていると書かれているような文章です。これは親からの虐待を今でも悩んでいる人にとって傷つく文章で、前後の文章からも、この記述が必要であるとは思いませんし、その後の文章から「そうしない私は他の人よりも優秀だ」と言わんとしていると感じました。

以上の理由からこのような評価を付けさせてもらいました。
書かれている内容は良いのに、植木さん独特の文章で非常に損をしてると思います。
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1 of 2 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars 現場での様子は興味深く読めたが…, 2009/10/27
By たこやき21 (東京都) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
本書に関しては、個人的には2つの点で評価をしたいと思う。
まず、その「鬱病」、特に小学生を相手にした治療について語った部分。そして、もう一つが、小学生の鬱が増えている背景などについての部分。

前者に関しては、評価できる部分は多い。例えば、語彙力や表現力などがまだ十分でない小学生の状態を把握することの難しさ。そのために、目立った部分にばかり注目がいき、誤った判断になってしまうことがある、というこ。さらには、著者が行っている実際の事例なども興味深く読むことが出来た。
ただ、その一方で、専門的な内容などについては「?」と思う部分がいくつかある。「セロトニンの減少が鬱の原因と考えられている」と言って、各所で「セロトニンを増加させるから、こういうことが良い」という割に、薬物によってセロトニンを増やすなどについては、「大人の鬱病と症状が似ているとは言え、脳内のメカニズムが一緒なのかは、まだ生理学的に明らかになっていない」と否定的に扱ってしまうのはいかがなものだろう。まして、森昭雄氏の「ゲーム脳」まで持ち出してしまうのでは流石に疑問を感じずにはいられない。

そして、後者については大いに疑問を感じざるを得ない。そもそも、「小学生の鬱」は増えているのだろうか? 著者自身が冒頭に書いているのだが、日本において、精神疾患などに対して注目が増したのは、ここ十数年程度である。「8%が鬱傾向」というのも、ただの単発調査でしかない。なぜ、それで「鬱が増えている」などと言い切れるのか? ついでに言えば、未成年者の自殺などは決して増えていない。
そして「行きすぎた平等教育」「ケータイ文化」と結びつけるのはただただ強引。

現場での治療などについては評価が出来るが、それ以外には大いに疑問が残る。
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