大抵のライトノベルでは、新キャラが登場すると、「三行容姿チェック」が地の文で展開される。
年の頃は、髪の色は、身長は、胸の大きさは。視覚的なものが重要視される小説群だから
それは別にいいんだけど、そこに並ぶ単語って大体決まってて、商品カタログを見ているようで
特に面白みはなかった。ライトノベルの場合特にイラストがあるから、それくらいおざなりなら
いっそないほうがいいとさえ思う。が、その点、このシリーズは気合が入っていた。
特に技巧が優れているとかいうわけではない。ただ、ヒロインの魅力を語り尽くしたい、という
作者あるいは語り手たる主人公の熱気は十二分に伝わってくる。ロリコン?気持ち悪い?知るかバカ!
キャラの魅力的な「容姿」を売りにしたいんならこれくらいのものが読みたいんだよ!
そんなことを叫びたくなる名作でした。