物流の基本的な考え方から効率化の進め方に至るまで、具体的なケース・事例を用いながら説明されているので非常にわかりやすい。
例えば、パートのモチベーションを高めることで作業効率を上げるなど、一般的な合理化手法ではない、筆者の実体験に即した打ち手が
記されているので、物流担当者が読めば、効率化に向けて具体的に何をすればよいのか、リアリティを持って理解できるのではないか。
物流の先進事例として、以下の企業の取り組みが取り上げられている。
○カクヤス(酒類宅配)
○あきんどスシロー(100円回転寿司)
○青山商事(紳士服販売)
○アイリスオーヤマ(ホームセンター商品)
○しまむら(アパレル販売)
○ドン・キホーテ(激安雑貨ショップ)
○ヒマラヤ(スポーツショップ)
○ザッポス(米国の靴通販会社)
上記例示が指し示す通り、アパレル・雑貨から食品に至るまで、小売・流通業関連の物流が広範にわかる内容といえる。
「小売・流通業が知らなきゃいけない」と書かれているが、メーカーや商社の物流担当者にも有益な良書だと思う。