色とりどりの花で飾られたパッケージがロマンチックです。
ディスクのデザインも、クラシックな雰囲気のブラウンを基調とし、蝶の舞う野原で二匹のネズミと対峙しているセイラが繊細なシルエットで描かれていて、『小公女』の童話的世界観にマッチしていて素敵です。
特典影像からは、この作品がとても大切に作られていたことが感じられました。
初回限定特典の冊子は、原稿用紙に手書きの卒業文集風になっていて、生徒役1人1人が感想を述べています。個人的には写真集的なものを想像していたので、少しイメージと違っていました。
それから、DVDは字幕付きなのでセリフをしっかり味わうことができます。
作品内容に対する感想です。
童話的世界をベースにしながらも、距離をおいてその世界を見ている眼の存在が、いわゆる『おとぎばなし』に終わらせず、これまでの『小公女』にないこの作品独自の面白さの要因になっていたと思います。
刺激的なイジメのシーンもありましたが、それでもなお、夢のあるさわやかな作品だと思います。
それは、主人公の成長もありますが、敵役たちもまた苦難を乗り越えることで、対立する主人公を受け入れることができたラストだったからではないでしょうか。
この作品が、今後多くの人の目に触れる機会にめぐまれることを期待します。