序文にも書いてあるが、
1.てんかんは、ただてんかんと診断するのではなく、「〜症候群」と診断すると、
予後予測や治療指針が立てられる
2.神経画像の進歩により焦点が定められるようになった。
3.難治性の場合には、積極的に多種の画像検査、ビデオ・脳波同時記録なども
して、外科手術の可能性をさぐる
4.十分に疾患の全体を説明し、各年齢に応じた(生活様式)生活指導が必要
等の内容が書かれている。
多くの執筆者が、さまざまな思いをこめて書かれているのが伝わってくる。
分かりやすいのは、はじめにQuick indexというカラーのフローチャートが載っており、それに応じて読むべきページはすばやくリンクできるようになっているところである。一般小児科医がてんかんについて知識を深め、またかけだしの小児神経科医にとっても非常に有用な指針を与えてくれると思われる。