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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
宗教の発生の瞬間。,
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レビュー対象商品: 導きの星〈2〉争いの地平 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ) (文庫)
銀河系に進出した人類が、他の遅れた人類を見守るというのは、SFの定番の一つで、この作品はシムシティで見事な街を創るように文明を育ていく様が、おもしろい。宗教が発生する瞬間を描いた描写としては、コリンウィルソン『アウトサイダー』のイギリスの伝道家ジョージ=フオックスの章が僕が読んだ中ではいままでで一番見事だと思うが、このSFも小説としてはなかなかによかった。なによりも狂気に聖化された宗教家と皇帝フェチカ2世の会話のシーンは、痺れた。ローマ帝国の皇帝たちや老練な元老院たちは、きっとこのような決断を迫られたんだろうと、想像力をかきたてられた。地球人類をはるかに越える文明があるとすれば(統計的確率的にはあるのが妥当だと天文学者はいう)地球で宗教が発生したのも!、これと似たきっかけであったとしても、不思議ではないんですよね。うーん、こういうの知的シュミレーションというか空想を拡大させるのってまさにセンスオブワンダーだなぁ。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
だんだん面白くなってきた,
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レビュー対象商品: 導きの星〈2〉争いの地平 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ) (文庫)
第1巻の脱線まがいの話から、明確な目的を持った文明支援が行われ、成功も失敗もありながらも惑星を導いていく。また主人公たちの惑星種族育成の影でいろんな複線が生まれてきている。 話がふくらんでくる巻だ。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
まったく新しいSF小説,
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レビュー対象商品: 導きの星〈2〉争いの地平 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ) (文庫)
今作は地球人による惑星の支援活動を(真意には気づかずとも)目撃していた現地民による宗教の発生、ガリレオのように宗教勢力に妨害されながらも 近代科学の芽を育てた科学者の話の2本立てとなっている。 前者の宗教発生の時代では、惑星オセアノにおける唯一の宗教が図らずとも成立して しまったわけであるが、仮に地球に他惑星の現地人に気づかれずに干渉することが できるのであれば、海を割ったモーセやわずかなパンで人々の腹を満たした キリストのような人を選ぶことができるのではないかという気がしてきます。 もちろん作中ではそんなことはしてませんが・・・。 後者では近代科学が勃興し始め、望遠鏡が作り出されたことで惑星外にいるC.O達の 対応や、堕落した宗教に苦しめられながらも科学的な真実を追究しようとする科学者達の 苦闘が描かれており、地球に導かれるもの達というよりも地球の追走者の感を かもし出しています。 この作品は面白い上に考えさせられるのでお勧めです。
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