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将門記・陸奥話記・保元物語・平治物語 (新編 日本古典文学全集)
  

将門記・陸奥話記・保元物語・平治物語 (新編 日本古典文学全集) [単行本]

柳瀬 喜代志 , 松林 靖明 , 犬井 善寿 , 矢代 和夫 , 信太 周
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

都の貴族が平安の春を謳歌していたころ、中央政府に敢然と反旗を翻し、関東に独立国をうちたて、自ら新たな天皇、「新皇」を称した男、平将門。その反乱の経緯と戦いの有様が記された『将門記』。それから百十数年後、奥州経営をめぐる安倍氏と清和源氏との長く苦しい戦い、いわゆる「前九年の役」の顛末を記した『陸奥話記』。その約百年の後、政権の中枢で、天皇家と摂関家、それぞれの内部の愛憎からこじれた、皇位継承をめぐる争いを描く『保元物語』。さらにその戦後処理の不満から発生したクーデターと、完膚無きまでに没落した源氏嫡流でひとり、斬首を免れて伊豆に配流される頼朝を「虎を野に放つ」と評して巻を閉じる『平治物語』。生と死、愛と戦いの歴史群像。

内容(「BOOK」データベースより)

はるか辺境で生れた新たな力は、みやびに奢る平安の都を震撼させる。つわものの台頭と躍動を描く初期軍記の傑作を収録。

登録情報

  • 単行本: 646ページ
  • 出版社: 小学館 (2002/01)
  • ISBN-10: 4096580414
  • ISBN-13: 978-4096580417
  • 発売日: 2002/01
  • 商品の寸法: 23.6 x 15.4 x 3.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 古本屋A トップ1000レビュアー
形式:単行本
「陸奥話記」(前九年の役)を読むために、購入。より名高い、「保元の乱」「平治物語」「将門記」より、簡潔で直截な表現の「陸奥話記」が一番、現代の読者にはなじむと思う。表現も概ね誇張がなく、非常にリアリティがある。安倍氏側の種々の発言が、源氏側(朝廷側)から書いているにもかかわらず、切実な表現が多く、どちらに非があるのかは読めばわかる。残虐な侵略者に対する悲劇として読める。全体に合戦の規模が小さいが、それだけに、およそ当時の実際を髣髴とさせる。これにくらべると、「保元・平治」は、誇張が大きく、なんとなく馬鹿らしいのと、いまにすれば、脚色が行き過ぎた平安文学特有の退屈さがある「平家物語」に通じる退屈さがあった。「将門記」はやはりおもしろいが、将門の内心しまったと思いつつ、強がりを言いながら論旨のわからぬ関白への手紙の内容など、却って悲惨な感じがする。これも「陸奥話記」同様、当時を色濃く反映している戦記物で興味深い。
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