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将棋界の真相
 
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将棋界の真相 [単行本]

田中 寅彦
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

前人未到の“七冠達成”から八年。どこまで続く「羽生鉄板世代」。将棋界の風雲児田中寅彦が今こそ新風を巻き起こせと迫る。

内容(「MARC」データベースより)

棋士たちの辛くも楽しい日常生活や収入などを紹介するほか、羽生鉄板世代の秘密、プロ棋士VS電脳棋士、タイトル戦の舞台裏など、知るほどに将棋が楽しめるエピソード満載。巻末には将棋最古参記者・田辺忠幸との対談を収録。

登録情報

  • 単行本: 222ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2000/11/16)
  • ISBN-10: 4309267963
  • ISBN-13: 978-4309267968
  • 発売日: 2000/11/16
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
長いこと将棋ファンをやってきたので、この本の内容の多くは
すでに知っている内容ではあった。
 しかし、研修会をつくったのが田中九段ということは知らなかった。
そして、丸山九段と藤井九段が奨励会入会試験に落ちて研修会に入り、その後
奨励会の試験を受けなおしてそれぞれ名人、竜王になったというのは興味深い。
 一つ納得がいかないのは、同じ棋譜でも誰が指したかによって、なぜ評価が違っ
てしまうのかということである。誰が指そうと指し手そのものを見て評価しそうなものであるが。これも将棋の複雑さ、難しさを示すものなのだろうか。
 大山名人の勝負にかける思いの強さも印象に残った。癌に侵された自分の肝臓の
所を対局相手に触らせてまで勝負に勝とうとする執念には驚かされた。
 この本は、将棋に詳しくない人にはもちろん、詳しい人にとっても面白く読める
本だと思う。ただ、将棋の国際化のためであっても、ルールの明確化は必要ないという著者の考えには同感できない。柔道のようにいろいろ問題が出てきていることを考えれば明らかだと思う。また、テニスやゴルフのように男女別にすべきでないかとの著者の発言にも納得いかない。肉体スポーツではないからである。
 将棋対局の中継で棋士がガッツポーズをするところを見せたらよいという記述には笑ってしまった。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
子供の頃から一日十時間も将棋をやっているというプロ棋士とは、どんな人々であろうか。よほどマニアックに違いないとは予想していたが、本書では彼らの愉快なエピソードが紹介されている。特に笑えるのは加藤九段だが、他の人も小学生でマージャンくらいはしていたらしい。また中原誠と林葉直子のスキャンダルもあったし、米長邦雄は例の天皇陛下への発言で話題になり、今は将棋ソフトの盗作で訴えられている。それに先日テレビで渡辺竜王を見たが、彼もかなりユニークである。こうなると、羽生さんにも何か目立つことをやってほしい。しかし、本書では将棋についての真面目な話もあることを断っておこう。それにしても、筆者は「A級復帰目指してがんばるぞ」と述べているのに、B級2組に落ちてしまったのは残念!来年はまた昇級すると信じています。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By lionfan
形式:単行本
将棋では「感想戦」と言って、
たったいま戦いが終了したばかりの棋譜を、
もう一度最初から並べ直し、

「もしこう指していたら、どうするつもりだった?」
という検討を行うのですが、

これは他のスポーツでもやったら?
という指摘は面白いと思います。(pp.73-74)

また現在、コンピュータ将棋は大駒1枚を落とせばプロに勝つ。
だいたいアマ4段くらいの実力がある。
だから将来、コンピュータと棋士を融合した
「F1将棋」をやったらどうだ、という指摘もみごとでした。
頭ったま、やわらかー!

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ソフトが入っている、コンピュータ眼鏡をかける。(中略)

棋士はそのなかの候補手から、自分の感性で最も適していると思われる手を指す。
機械の助けを借りるのはおかしいと思う方がいらっしゃるかもしれないが、
私は決してそうではないと思う。F1とおなじ感覚である。(中略)

チェスはチャンピオンがIBMのコンピュータに負けて以来、急速にファンの数を減らした。
将棋もやがてコンピュータに太刀打ちできない時代が来る。
しかし、だからといってわれわれ将棋指しが完全に駆逐されるわけではない。

コンピュータに負かされるまで何も工夫をしてこなかったところに、
チェスの組織の敗因と衰退がある。

将棋指しの優れている部分とコンピュータの得意とする分野を融合させれば、
将棋はいっそうおもしろくなる。(pp.192-193)
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