これはいい。オール部分図で実戦で現れやすい…もとい、現れる詰み、必死などの形が問題になっている。 1〜5章の構成で、それぞれ、詰み、必死、受け、何を持てば詰む問題、攻防の一手を学習できる。
全部で200問だが、難しい詰将棋を1000問解くより効果があるのではないだろうか。詰将棋で「詰みが見えたら寄せる」力を養うのもいいだろう。だが本書を繰り返し読んであらゆる寄り型を覚えてしまえば、中盤あたりから「その型」を目指しながら指すといった戦略的な将棋を身につけることも可能だ。
例えば第53問。ガッチリ矢倉囲いの後手に先手▲28飛▲37桂型、先手持ち駒角、桂のとき、▲24歩を後手が手抜き!!級位者の終盤で有りがちな局面だ。後手持ち駒残り全部でもこれで即詰みなんて知らないのは損。 少なくとも10回は反復して体で覚えてしまいたい。そうすればアマ初段までなら互角で終盤に入ればまず必勝に近いだろう。