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将国のアルタイル(8) (シリウスコミックス)
 
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将国のアルタイル(8) (シリウスコミックス) [コミック]

カトウ コトノ
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

脅威の新人、待望の初連載スタート!

ここではない世界、いまではない時代。
将軍(パシャ)と呼ばれる為政者たちの治める
草原と砂漠の国・トルキエ将国。

隣国・バルトライン帝国との戦争から12年、
交易で得た巨万の富をもって復興を遂げたトルキエに、
再び帝国の魔の手が迫る・・・。

就任10日目の新米将軍・マフムート、犬鷲・イスカンダルを相棒に
国家間に渦巻く陰謀と策略を切り裂く!

バルトライン帝国のトルキエ侵攻を防げ!四将国の内乱で国力が低下したトルキエ将国。今、帝国に攻められたら危な い!マフムートは帝国と経済力で対抗すべく経済都市・銀色の都へ。そこで出会ったのは、父親が亡くなり商人として生きて行けなくなった少女・ニキだった。武力を使わずに帝国の国力を奪い、トルキエを優位に立たせる戦略とは? マ フムートの才覚が冴え渡る!!

著者について

カトウ コトノ
6月15日生まれ。双子座。O型。新潟県在住。
月刊少年シリウス2007年4月号に掲載された、第5回シリウス新人賞入選作「アナスタシアの親衛隊長」でデビュー。月刊少年シリウス2007年9月号より「将国のアルタイル」を連載中。

登録情報

  • コミック: 208ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/1/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4063762483
  • ISBN-13: 978-4063762488
  • 発売日: 2011/1/7
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
前回のトルキエ内乱から実に面白くなって来ました。
他の方も書いてるようにツッコミどころは満載ですが・・・
漫画(フィクション)として読むには充分面白い作品だと思います。
返り咲きしたばかりの将軍が国の財をあれほど自由に扱えるのかという疑問や
どこの馬の骨とも分からない(しかも女装)軍人による
確実な保証も無いお話に簡単に乗ってしまう某国の元おえらいさんとか・・・。
キュロスは耳付け役ほったらかして何故ずっとマフについてきてるのか?とか。
まぁ、つっこめばキリがないですがそれでもWJのどの漫画よりも絵も内容もマシです。

さて、肝心な内容ですが、7巻での功績が一応は認められ
マフムートご一行に新たな使命が課せられました。
なかなかゾクゾクさせられるような展開です。マフお得意の頭脳戦。
海の都の長がマフに言っていた「好戦的に見える」という台詞を思い出しました。

その海の都すらも巻き込んだ大胆な作戦。
なるほどなるほどと思いながらなかなか愉快に読むことが出来ました。
先手を打つのは常に帝国の側ではない事を、知らしめて・・・はいけないんですが
常に後手に回っていたトルキエがこれからどう帝国を攻めていくのか楽しみでなりません。

これから先への期待も含めて☆5つです。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
今回は頭脳戦 2011/1/18
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巻も8を重ね、どんどん各国間の利害や状況が変わります。

7巻で内乱を収めたマフムートがすぐに将軍に復帰したのは、実を言うと少し驚きでした。もしかしてもうしばらくは身軽な立場で動くのかなと思っていたので。
でも、これまでで十分物語の種は撒かれてきましたから、マフが思うように「政治に関われる地位にいる必要」というのは十分な納得材料。
「ディワーンでやりたいことがある」これたぶん、以前カリルに「あの時も僕は将軍だったんだよ」と言われたシーンや、ザガノスが目と耳の組織を作り上げていたことへの衝撃のシーンなどを受けてるんではないでしょうか。少なくとも私はあれらのシーンが浮かびました。
こういうところでさらりと時流を超えるセリフが入ったりするのも、このお話の魅力の一つだと思います。

そして今回は頭脳戦。
経済力を基軸に、これまでとは違った方面から状況を変えようという試みがなされていきます。経済を大きく動かすことで結果的に攻撃に変えるあたりは、マフ持ち前の頭脳だけでなく、これまでマフが周辺国を見て回ったことで知った、「トルキエの外の世界」が反映されていて興味深いです。確かにこういう策は、トルキエ国内しかしらない時には思いつかなかったでしょう。なぜその品物なのか。まさか、その品物というよりも品物に添えられているものが目的だったとは。ヴェネディックの元首がどこまでマフに賭けてくれるか、この先が見ものです。
ちなみに、おなじみになってきた女装は今回意外なメンバーにも飛び火します(笑)

細かく隅をつつけばツッコミ所が多いのはともかく、読んでいる間はツッコミ所を忘れさせるパワーがこのお話にはあると思います。
未読の方はぜひ。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Amazonが確認した購入
 1巻から変わらず美しい表紙、ストーリーにあったキャラデザイン、衣装、そしてタイトルにあるアルタイル。主人公「犬鷲の将軍」マフムート、アルタイルは、鷲座のアルファ星の名でもあり、マフムートの二つ名(犬鷲の将軍)をタイトルにもってきているネーミングセンスは素敵です。

 8巻では、マフムートは、政治に関わるためパシャ(将軍)の地位に戻ることを望み、外交・軍事戦略指揮官にあたる地位につきます。パシャとして、マフムートが最初に手がけたのが、商人都市「銀の都」に赴き、トルキエ特産の宝飾品(トルキエリ)の隊商を隠れ蓑に、東方の大秦(チニリ)の大物にヴェネディック共和国の特産品、ヴェネディックグラスの大量輸入を承諾させます。
 これをきっかけに、ヴェネディックとバルトライン帝国は互いを敵国として明確に意識する。その過程を知りたい方は、現物を読みましょう。

 これでトルキエの南は味方となり、おそらく次は北を味方に引き入れ、バルトラインを包囲する同盟結成となっていくのでは…

 ただツッコミどころが多すぎて…

 トルキエ建国たった75年で、バルトラインをしのぐ経済力を、どうやったら宝飾品だけで獲得できるの?、というか、宝石・金細工交易で経済大国になった国って歴史上あったっけ?財をなした国が、その国威を対外に示すために、宝石をちりばめた建築物や、インテリア、宝石・金糸・銀糸を縫い込んだ衣装を蒐集するわけで、装飾品とはいわば権力を誇示する一つの形式であるのでは?
 鉄砲や大砲を作る技術がないのに、硬度の高い宝石を研磨する技術だけが発達するの(ダイヤモンドが宝飾品に用いられるようになったのは18世紀じゃなかったっけ?)?
 各国の貨幣名称は何?交易の際の基軸通貨は(フローリンとかデュカートのような金貨)?
 海運業の損害保険はあるのに、銀行業はないの?
 トルキエの首都アルトゥン(金色の都)は、陸上交通網が交差する要衝に位置し、世界の富の9割が集まるという設定ですが、陸上輸送は、海上輸送より少量しか運べないし、時間はかかるし、山賊、盗賊、獣の餌食になりやすく、海運業よりはるかにリスクが高く、利益率が低くなるのでは…
 銀の都の権力者の館は、まるでクレムリン宮殿……それをいうなら、トルキエのデイワーン(将軍会議、つまり閣議)が開かれる城はソフィア大聖堂…せめて、タージ・マハールかサマルカンドの方が雰囲気が出そうな気が…
 銀の都の城に住まう権力者の衣装は、まるでロマノフ王朝のツァーリの礼服…

 言葉をかえれば、シリアスの中にちりばめられた茶目っ気ともいえますね。

 説明的になるのと、冗長になるのを避けて、各国事情やそれぞれの歴史が省かれているのだと思いますが、骨太のストーリーの読み応えのある作品にしていくには、もう一押し欲しいというのが個人的な感想ですが、そうすると一般受けしなくなるのかな?

 1巻からひたすら目立つ、パシャのトップ13人(ヴェズィール)の一人、ゼヘル・ザガノス・パシャだけど、この人の性別、明らかにされてないけど女性じゃないかな〜というか、女性であって欲しいです。
 一見冷酷、だけどだれより他者を思いやっていながら、それを絶対に悟られまいとする意地っ張り。若くして、才能、政治センスをそなえた実力者。こういう女性、私は嫌いではありません。

 

 

 
 

 
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