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封印作品の謎 2
 
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封印作品の謎 2 [単行本]

安藤 健二
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,554 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

あの国民的名作も消されていたーー
発掘/復刻ブームも最終段階に入った現在、それでもまだ目にできない一部の作品たち。その知名度とは裏腹に「なかったことにされた」これらの物語は、一体なぜ消されているのか ? 
さらにスケールの巨大化した封印事件の真相を追う。

内容(「BOOK」データベースより)

「失われた物語」は、まだ存在する。あらゆる“名作”が発掘・復刻され尽くされつつあるなか、それでもいまだ目にすることができない一部の作品たち。長大なシリーズとして多くの人々の記憶に残りながら、その一部だけでなく、シリーズ全体がなかったことにされている物語。ほんの数年前まで再放送されながら、今ではフィルムが存在するかどうかすら確認できない物語。そして、国民的知名度を誇りながら、誰も知らないあいだに消されていた物語。彼らは、なぜ「封印」されたのか…?戦後の特撮、マンガ、アニメを中心に関係者の証言を徹底的に集め、その“謎”に迫る。大反響を呼んだ新世代ルポルタージュ、待望の第2弾。

登録情報

  • 単行本: 255ページ
  • 出版社: 太田出版 (2006/2/16)
  • ISBN-10: 4778310063
  • ISBN-13: 978-4778310066
  • 発売日: 2006/2/16
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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25 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By blue
形式:単行本
 本作は、現在、作品全体がメディアに公開(再発)されておらず、封印状態となっている『キャンディキャンディ』、『ジャングル黒べえ』、『オバケのQ太郎』、『サンダーマスク』について取り上げられている。

 作品中第何話が封印されているという作品を取り上げた前作と異なり、作品そのものが封印されているため、関係者の証言はよりいっそう曖昧で要領を得ないものになっており、結局のところ、状況はわかったが著作者や関係者の本心はつかめないといった結末が多く、残念ながら(ある意味当然ながら)謎が解けたとは言いがたい作品もある。

 もっとも印象に残ったのが、『ジャングル黒べえ』の章。第一に、「黒人差別をなくす会」による種々マスコミへの抗議行動のあおりを受け、この作品がいわば出版側の自粛(萎縮)により現在絶版状態になってしまっているということ、第二に、その「黒人差別をなくす会」の実態が実は親子3人だけからなる“団体”でしかなかったこと、第三に、そのような“団体”(というよりただの一家族)の“正義感”からなる抗議行動により、多くの作品が封印または修正を余儀なくされたということに、言いようのない怒りを覚えた。

 当時はおそらく世間の誰もが、差別撤廃意識に目覚めた時代であったのだろうと回顧できるのだが、我々は、当事者による抗議の声や正義の行動には真摯に耳を傾け目を向けなければならないが、それとまったく関係のない第三者の善意による行動に対しては、ある一定の警戒心を持って臨まなければならないことを、教訓としなければならない。
このレビューは参考になりましたか?
47 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:単行本
 同じ著者による前作「封印作品の謎」を大変興味深く読みましたが、この続編を私は前作以上に感銘を受けながら読み進めました。

 前作は主に、その表現が差別や偏見を含んでいると見なされた、もしくは見なされると危惧されたことによって封印された作品を取り上げていました。「怪奇大作戦」や「ウルトラセブン」の1エピソードが今も再放送やDVD化の対象外であることの背景を著者が丹念に取材していました。

 この続編で取り上げられているのは「キャンディ♡キャンディ」、「ジャングル黒べい」、「オバケのQ太郎」、そして「サンダーマスク」の4作品です。これらはいくつかのエピソードが封印されているというレベルではなく、その作品全体がいまや全く見ることのできないものとなっている点が目を引きます。私は「キャンディ♡キャンディ」については二人の著作権者の泥沼の裁判劇を新聞報道で目にしていたので事の顛末はおおよそ知っていたつもりでしたが、かつて私を大いに楽しませてくれた「オバケのQ太郎」が絶版状態にあるということは全く知りませんでした。

 この本が浮かび上がらせるのは、諸作品の封印の理由が、作品に潜む(とみなされる)差別や偏見というよりは、サブカルチャーをめぐる巨額の著作権ビジネスと、その利権をめぐる関係者の感情的対立にある点です。

 もちろん著作権は豊かな創造物を守るために尊重されるべきものではありますが、使い方次第では子供たちに夢と希望を与えた数々の作品をこの世から消すきっかけにもなりえるようです。

 日本では著作権が切れるのは作者の死後50年ということに今のところはなっています。ということは、かつて「オバケのQ太郎」や「キャンディ♡キャンディ」に胸躍らせた世代が、生きている間に再びそうした作品を気軽に手にすることはもう出来ないということなのでしょうか。

 そのことを思うと溜め息が出ます。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tama53
形式:単行本
「封印作品の謎」にくらべ、この「封印作品の謎2」は、作品自体にクレームが付いたとかではなく、なぜ封印されてしまったのか様々な噂が巷に飛び交っている(=はっきりした原因が分からない)ものを取り扱っている。しかもいわゆる「国民的ヒット作」も含まれている。巷に飛び交う噂を関係者に食い下がって一つ一つ消去法で消していく、という作業を行った著者には相変わらず脱帽である。その過程を追うだけでも一読の価値はある(マニアにはぬるい印象を受けるだろうが…)。結局残ったものがより「封印された理由」に近いというわけだが、それでもどんなに調べつくしても「コレ」と断定できる理由が分からなかった作品もあり、結局は製作に携わった人間たちの感情の問題、という悲しい現実があることに寂寞感を覚えた。作品自体に何の問題もないだけに、残念である。いつか封印が解かれる日が来るのを信じたい。
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最近のカスタマーレビュー
90年代、特撮はどう見られていたか
他の部分は他の人のレビューに任せるとして。
自分が一番印象深かったのは「サンダーマスク」の項のこの描写(あくまで概要です)。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: ハネ太郎
復刊
最近うれしいニュースがあります。オバケのQ太郎やジャングル黒べえが復刊されるそうです。他の作品も封印が解けるといいですね!
投稿日: 2009/5/27 投稿者: ネロ
葬られる思い出
この本の著者である若いジャーナリスト・安藤氏・・・... 続きを読む
投稿日: 2009/3/6 投稿者: ノンナナ
封印作品の闇とは!?
“封印作品の謎”に続き、著者が放つ渾身のルポルタージュ。
サンダーマスクは何故封印されているのか?オバケのQ太郎は? 続きを読む
投稿日: 2008/7/14 投稿者: 無門鬼千代・羽衣編
作品を怨霊としてしまう事実に薄ら寒い思いを感じてしまった
この本に関する内容に関しては↓他の方が
うまくまとめられていると思うので
(めんどくさいから)書きません。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/13 投稿者: みじんコP
ビジネス、権利、制度・・・
この本を読んで最初に思ったのは、製作者側の人たちって、自分達が携わった作品に対して、何本もつくってるからか、ファンが抱くほど思いいれがないのかな、ってこと。以前聞... 続きを読む
投稿日: 2008/5/10 投稿者: エパメイノンダス
キャンディのファンにおすすめ
キャンディやオバQなど、現在見ることができない4作品の歴史をひもとく本。

内容は興味深いが、太字やメリハリがなく、読みにくい。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/1 投稿者: abiru
「キャンディ・キャンディがまた読みたい」
以前ふと家人が漏らした一言、
「キャンディ・キャンディがまた読みたい」
をきっかけに、私は同書を多くの書店を探してみたのだが... 続きを読む
投稿日: 2008/2/12 投稿者: アジアの息吹
意気込みはするどいが
前巻に引き続いての、様々な封印作品の封印に至った経過を明らかにしようとするルポ集の第2巻。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/20 投稿者: small_pine
まだまだネタはある。
前回「ウルトラセブン」と「怪奇大作戦」をやってしまったので「もう続編にふさわしいインパクトのある作品は無いだろう」と思ってたら・・・ありましたねぇ(笑)続きを読む
投稿日: 2006/5/15 投稿者: がめちん
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