9001では最低限の指針しか示されていなかったのですが今回の9004では継続的成長を目的に非常に重要で多くの事が示されています。
従来はともすればシステムを作り上げる事のみが目的と理解されがちだった9000シリーズですが
この内容を理解し、実践すれば非常に健全で力強い生き方が出来るようになると思います。
ミッション→ビジョン→戦略→PDCAの流れ。
ヒト・モノ・カネ・・・それらを資源として捉え、それらをどう活用しどのように外部の関係者の期待に応え続けるか。
その内容は企業のみならず社会における人間に必要な事が書かれています。
ISO9004は経営者のものというく理解のされかたをしますが、特にこの様な混迷とした時代、国が駄目なら法人、法人が駄目なら個人で生き抜くしかありません。
日本企業、日本人のミッションとビジョンの欠如・形骸化の問題は指摘されて久しく、ミッションとビジョンが無ければ短期的な戦略に纏まらざるを得ません。
今の様な社会状況では改めてミッションとビジョンを考え直す事が非常に重要なのだと考えます。
ミッションとビジョンを変更せざるを得ない環境の変化が革新の必要な時なのだと私は理解しております。
以上の様な事から、経営者、ISOに携わる方以外の全ての人にお薦めしたい本です。
しかし独特の単語と文章は慣れが必要であり、その実施にはSWOT分析などの手法や考え方が必要です。