自然を尊敬し大切にする。自分に厳しく、他人に優しく。助け合って生きる。
日本人だけではなく、他民族へのいたわりの気持ちをも自然と持てるように。
日本の歴史を知り尽くし、国民作家として膨大な作品を残した作家が、
最後にこれからの日本を担っていく子供たちに残したメッセージ。
自然破壊が進み、道徳心も優しい気持ちも薄れてきている今の状況を知っていながらも、
「僕は君たちを信じているよ。君たちならきっと出来る。現に少しずつ良くなってきているではないか。」と、
読んだ人間に明るい希望を持たせ、その気にさせる。さすが司馬遼太郎。
5年生のわが息子には少し難しかったようですが、
「司馬さんの期待に応えられるようにがんばります。」で結んだ
なかなか良い感想文を書いていました。
司馬さんの気持ちはちゃんと伝わっています。