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対テロ戦争株式会社―「不安の政治」から営利をむさぼる企業
 
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対テロ戦争株式会社―「不安の政治」から営利をむさぼる企業 [単行本]

ソロモン ヒューズ , 松本 剛史
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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対テロ戦争株式会社―「不安の政治」から営利をむさぼる企業 + 戦争サービス業―民間軍事会社が民主主義を蝕む
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商品の説明

内容紹介

民間軍事産業と軍や政府との癒着がうみだした怪物=「国防-産業複合体」の腐敗はとまらない。そのすさまじい実態を生々しく描く、気鋭のジャーナリストによる渾身の力編。国家建設の破産、基地民営化の悲惨、民間刑務所の役割、プロパガンダ戦争の深化、傭兵のクーデター、下請けスパイ会社の成長など悪夢のような最新の事例を多角的にレポート。

内容(「BOOK」データベースより)

民間軍事産業と軍や政府との癒着がうみだした怪物=「国防-産業複合体」の腐敗はとまらない。そのすさまじい実態を生々しく描く、気鋭のジャーナリストによる渾身の力編。国家建設の破産、基地民営化の悲惨、民間刑務所の役割、プロパガンダ戦争の深化、傭兵のクーデター、下請けスパイ会社の成長など悪夢のような最新の事例を多角的にレポート。

登録情報

  • 単行本: 325ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2008/10/22)
  • ISBN-10: 4309244564
  • ISBN-13: 978-4309244563
  • 発売日: 2008/10/22
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.4 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
 本書のタイトルからは、イラク戦争で暗躍している民間軍事会社を思い浮かべることと思います。本書で紹介されている民間軍事会社の直接的な起源は93年、ソマリアの軍事介入の失敗によりブラックホーク2機と18名の米兵を失ったアメリカが、その後の麻薬戦争や軍事介入を元軍人により構成される民間業者に委託したことに始まると言います。目的は世論の批判を回避すること。これ以降軍事介入は我々の目に見えないものになってしまいまいした。
 恐るべきは民間軍事会社がしばしば法的な真空地帯で活動していることです。ボスニア紛争終結後の介入(平和維持活動)、あるいはイラク戦争では、民間軍事会社は当該地域の法律、アメリカの法律どちらの適用も受けませんでした。現地でマフィア化して犯罪やビジネスに手を染めたり、倫理上の極めて重大な逸脱をした者がいても罪に問われることがなかったのです。残念なことに本書がいくら実態を暴いたところで、分かった頃には事態はとんでもないことになっていたし(イラク戦争の軍事刑務所がキューバにあるなどと誰が想像できるでしょう)、しかも彼らの活動は莫大な収益を得て事態は既に収束に向かっているのです。
 しかし軍事会社の出現は公共セクターの民営化という観点から見ると、軍事セクターという公共の一部門の民営化に過ぎません。1950年代アメリカでの共産主義者のデータベース作成の委託、あるいは84年アメリカ、92年イギリスに出現した民間刑務所、9・11以降の安全保障部門の民営化。民営化を可能にしたのは企業経営者、政権、シンクタンクなどを行き来する、いわゆる回転ドアを通る人々でした。
 日本でも刑務所の民営化が始まり、引き続き様々な民営化が模索されていますが、民営化の本当の意図は不明です。後の祭りにならないように願っています。小泉改革みたいな騙まし討ちはもうたくさんです。
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