「プレッシャー」などの言い訳で2回にわたって覚せい剤使用等で判決を受け,3年6か月服役した田代まさしは,「正直言って,刑務所は薬物依存からの更生という点ではあまり役立っていないと思う。矯正教育もわずか4〜5回の講習だけだし,薬物依存で服役していた人たちは大半が「もうやめられないよなあ」と言っていた。」と書く。
出所後,「ダルクなどの薬物依存専門のリハビリ施設に入るつもりはないし,自分で直せる自信もある」と語った。前回覚せい剤に手を出したときのような「家族に見捨てられたという思いから自暴自棄」になったりすることはなく,自力で薬物依存から脱却できると思っているというのだが,どうだろうか。
身柄拘束下では食べることが唯一の楽しみと言って,拘置所や刑務所での生活をおもしろおかしく紹介してくれているのだが,正直,覚せい剤使用に関する反省は皮相的なところに止まっており,これではまた何かあったら覚せい剤に手を出すのでは・・・という危惧感を抱かざるを得なかった。