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審判 (新潮文庫 カ 1-3)
 
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審判 (新潮文庫 カ 1-3) [文庫]

フランツ・カフカ , 原田 義人
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登録情報

  • 文庫: 343ページ
  • 出版社: 新潮社 (1971/07)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4102071032
  • ISBN-13: 978-4102071038
  • 発売日: 1971/07
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 306,629位 (本のベストセラーを見る)
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背負ったもの 2005/4/25
By カスタマー
主人公は誰かに告訴され、ある朝逮捕された。

「誰でも十字架を背負わなければならんのです」
一人の登場人物のこの言葉が表すように
重さも大きさも色もわからない、もしかしたら存在しないかもしれない
罪の十字架を背負うこととなった主人公が、
その背後にあるはずのもの全てを知る為に立ち上がる。

しかし主人公は逮捕後何処かに投獄されると思いきや、
普通に仕事も生活できる・・・
という事は人間社会そのものが牢獄なのか?
そして人は誕生してから罪を犯さずには生きていけない?人はみな罪人?

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世界史の頂点に位置する作品であることは言うまでもない。またこれも、今さら私が言うまでもないのかもしれないが、本書「審判」のドイツ語の原語は<der Prozeβ>であり、私にとっては今までも、そしてこれからも永遠に「訴訟=過程」だ。すなわち、我々の日々の生活そのもの
でもある終わりなき訴訟のプロセス。それは究極の《審判=判決 das Urteil》として完結することはない。それは犬のように殺されるKの死体の傍らで、どこまでも継続される。…その様に永遠に未完の過程であり続けるカフカの《訴訟 der Prozeβ》は、やはり未完であり続ける《城》へと継続される。
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By カスタマー
僕らは自由を得ることはない。物理的に考えても宇宙の外へと脱出することはできない。ある人に限れば、もしかしたらひとつの街の中でのみ生涯をすごすこともありえるのではないか。

この小説からそんな強烈な閉塞感を感じた。どこへでも行けると思っていたのに、結局どこへも行けないと気付いたときの絶望。問題はすり替えられ、自分の知らないところで人々は結託しているようにさえ感じる。

まずこの題材を描ききったカフカを素直にすごいと思う。
「変身」のあとにこれを読みました。もう当分、カフカワールドへまっしぐらの予定です。

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