登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
ユニークな『論語』解説本ですが、オリジナリティに欠ける。,
By 阿論(alone) (中国の東隣は関西!??) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 寝床で読む『論語』―これが凡人の生きる道 (ちくま新書) (新書)
『論語』の解釈にユニークさや面白さを期待するのであれば、意外と満足される内容かもしれません。しかし、そこにオリジナリティを求める人には、“肩すかし”を喰わせるような作品だと思いました。著者は、中国と日本の禅思想や老荘思想などを研究されている大学教授ですが、その方が書かれたものにしては味わい深さにが足りなくて、少々ガッカリさせられる内容でした。
“筋金入りの凡庸な人間”と自称される著者が、凡庸を好む読者を対象にして、凡庸を装って書かれている感じです。凡庸を強調し過ぎているために、そのためのコジツケとも思える内容も目に付いて、それを嫌味に感じる方もいらっしゃるでしょう。作品の中でも、「ふつうの人間」を強調されており、その観点から『論語』を説くようなスタンスで書かれているのは、孔子が「ふつうの人間」であったことを伝えるための手法なのでしょう。孔子が人間的であったという意味で「ふつうの人間」と捉えることは否定しませんが、孔子が求めていた「人間本来のあるべき姿」を曲解して書かれているように思いました。 ということで、論語の入門用にも、再入門としても有用な作品だとは思えません。それだったら、『高校生が感動した論語』のほうが素直に心に届きます。この作品はユニークな論語本の一例であり、凡庸を楽しむという限定された条件で書かれたた異色作だと思います。ここまで「凡庸」にすり寄った作品でなければ、もう少しスッキリと読めたと思うのですが、残念です。
13 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
温故知新,
By
レビュー対象商品: 寝床で読む『論語』―これが凡人の生きる道 (ちくま新書) (新書)
「筋金入りの凡庸な人間」と自称する著者が、「最上至極宇宙第一の書」とあがめる人もいるくらいの大古典『論語』を、眠り薬代わりに寝床にもって入り、思い浮かんだあれこれをメモし続けた結果、本書が出来上がった。
教科書的、古典的な解釈から離れた自由な読み方が展開されており、著者の人生観に触れることもできる。共感できること、そうでないこと、自分自身や周りの人の生き方と比べつつ、肩肘張らずに読むことができる。寝床で読むだけでなく、通勤通学途中などに読むのもオススメである。 『論語』は、学生時代に一度は触れたことがある人が多いだろう。温故知新というように、かつて習ったはずの古典を、長い月日を経て再読してみると、新たに見えてくるものもあるはずである。
15 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
こんな楽しい論語本もあっていいんじゃない!,
レビュー対象商品: 寝床で読む『論語』―これが凡人の生きる道 (ちくま新書) (新書)
「漢文」,「論語」,すでに私のような団塊先駆けの世代にとっても,役に立たない化石的文化の代表とされているのでは? とは言うものの,どちらかというと理系の私でも,何か気になる『論語』。関連書籍は結構な数に。しかし,こんな楽しい『論語』は初めて。爽快です。
通常の(真当な)著書に見られるような古典参照による訓詁,蘊蓄を極力避け,直接論語の「こころ」に今の私たちの生き方から迫る,正に「等身大の」,そして『論語』への愛着と共感溢れる,自由訳。 高校生の入門用にも(この訳で確実に点数になるかどうかは別問題),退職世代の最入門にも。 ただし,本当に「寝床で読む」と,時の経つのを忘れ,次の日の仕事に差し支えるかも。 それにしても,あの『混沌への視座』と同じ著者とは。君子は豹変す。時々娘さんの話題が混じるのが共通点か。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
|