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寝台特急「北陸」殺人事件 (光文社文庫)
 
 

寝台特急「北陸」殺人事件 (光文社文庫) [文庫]

西村 京太郎
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

OLの理沙は、大学時代の親友2人と金沢での再会を約束して、上野から寝台特急「北陸」に乗る。そして早朝、後頭部を一撃され、気を失った。蘇生してみると隣に旧知の男性の刺殺体が!嫌疑は当然理沙にかけられたが……。美しい日本海と汚れた人間絵図を巧みにより合せた会心トラベル・ミステリー。

--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

金沢のホテルから失踪した学生時代の親友を探すため、理沙は上野から寝台特集「北陸」に乗った。早朝、後頭部を殴られて理沙は昏倒。気がつくと寝台に運ばれていて、隣には旧知の男性の刺殺体が!当然、理沙に殺人容疑がかけられる。一方、東京で捜査を進める十津川と亀井も「北陸」に乗り込むか…。北陸を舞台に人間の心の“二面性”を描く、旅情ミステリー。

登録情報

  • 文庫: 305ページ
  • 出版社: 光文社 (2003/8/8)
  • ISBN-10: 4334735274
  • ISBN-13: 978-4334735272
  • 発売日: 2003/8/8
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 418,175位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本作品の初出は「小説現代」1984(昭和59)年3〜5月号である。時代はまだ、国鉄。寝台特急の車内や道中の描写のあちらこちらに、今とは異なる情景が目に浮かぶようである。当時へ逆戻りしたかのような感覚が味わえる作品だ。

学生時代の親友三人組。彼女らは、卒業後、それぞれの道へ進み、活躍している。

しかし、世間の荒波は、清純な彼女らへ容赦なく打ちつける。学生時代と変わらない者、がらりと変わった者・・。

ミステリー小説でありながら、再会した彼女らの、若々しく痛快なストーリーが展開されている。
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By 藤崎健一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 新潟・金沢・福井(東尋坊)を舞台にしたトラベルミステリー。
十重二重に張り巡らされたトリックはいつも以上に冴えています
(私だけかもしれませんが、後半まで犯人が特定できませんでした。
冒頭からそれは示されていたのに)。

 最後の最後まで登場人物の一人はそれを(何かはネタばれになるので秘密)
変わらぬものと思っていました。しかし、もう一人はそれを「子供」と切り
捨てる。
そう、確かにいつまでも昔のままではいられないのです。大人になるという
ことはそれだけ「しがらみ」や「悪感情」をどう抑えるか?ということなの
ですから。

 また、旅情も満喫できます。観光地巡りかと思えるくらいあちこちに
登場人物がお出かけしています。そういう点でも楽しめるかと。
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By akira
形式:文庫
この小説は推理小説としては非常に良くできたストーリーだと思う。
しかしながら、殺人事件として見た場合、その時の当人達の感情や心理状況といったものが伝わってこない。只単に殺人という言葉だけで済まされている。
どんなに優秀なストーリーと言えども、人間の心理を描き切れていない小説は価値がない。別な言い方をすればテーマに欠けているとも言える。
推理小説家と呼ばれている人達は沢山いるが、殆どが二流三流である。ストーリーだけにしか拘っていないのだ。そういう作品を評価する側にも問題があると思う。

この小説に出てくる若い女性の人物描写はとてもいいと思う。それだけに上に述べたようなことが描かれていないのが残念だ。
それに彼女達の社会人になってからの変化が急激過ぎる点は不可解に思う。特に、最後に真犯人として浮かんでくる女性の行動には無理がある。こんなに早い心境の変化ならば、尚更心理状況をもっと如実に描くべきであろう。
登場人物(特に3人の女性)の個性が上手く描かれている作品だけに、別な形での物語として登場して貰いたいと願う。
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