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5つ星のうち 5.0
怒鳴ることで納める訳にいかぬ苛立ち。,
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レビュー対象商品: 富野語録―富野由悠季インタビュー集 (ラポートデラックス) (ムック)
2010年から2011年にかけて廉価版でお求めやすい価格となって富野作品が上梓されている。ザンポット3からリーンの翼まで一連の富野作品がリリースされている。2011年では2次作品である「スーパーロボット大戦」シリーズも20年目だという。リアルタイム世代は40から50代の社会の中核を担う世代。その思春期に「ひっかかり」であった富野作品の数々。本書はラポート社から発行されていた「アニメック」誌の編集長、小牧雅伸氏による各作品のインタビュー集である。 雑誌掲載時のホットな記事そのものが、真空パックされたインタビュー集で、ザンポットやガンダム、イデオンやそれ以降の作品群。富野監督の仕事を理解する上でとても参考になる本であると思う。 巻末に収録されている「プレン・パワード」のインタビューが、とても清々しい。アニメ黎明期から数多の作品を手掛けてきた富野氏。富野監督は自分は映画を撮らせて貰えなかったと著作やインタビューで答えているのを目にすることがある。それは宮崎駿監督のように一般的な評価を得ることができなかった、という ことを揶揄しながらと聞こえることもあるが、30年たって「スパロボ」を窓口に、富野作品に触れてきたファンには、例えそれが入口でも良いと思う。 テレビアニメーションの制作はスタッフワークだから、端から端まで一人で作れる訳でもない。プレンのインタビューでの結びに富野氏が答えている「方向づけ」としてのディレクションという仕事。試行錯誤の果てに体調を崩し、一時期現場から遠ざかっていた時期と10年間作品を連続して発表し続けていた精力的な 富野氏の仕事を生で感じ取れる本書は、2011年に初めて見たファンにも貴重な副読本であると思う。 宮崎監督にしてもジブリの作品制作に背負う難儀さは、自分の意思をスタッフワークで表現することであると聞く。怒鳴りたくても怒鳴ることで納める訳にいかぬ苛立ち。富野氏の言葉の中にも同じような苛立ちが橋端に感じとれる。 「時代」に提示する物語と、受け手が感じ継承する物事。どの業界でもそうだがトップランナーの苦悩はなかなか実体験しなければわからない。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
名言集じゃないです,
By 闇鍋 (山形) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 富野語録―富野由悠季インタビュー集 (ラポートデラックス) (ムック)
淡々と制作当時の現場の状況などをインタビュー形式で記載してあります。よっぽど富野マニアでもないと楽しめないと思います。 にわかファンの私にはとてもとても楽しめなかった。というかわけわかめの話が多すぎた。 短文の一発名言みたいなものを求めている方は別の本をお求めになったほうがよいかと。
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