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富士山―聖と美の山 (中公新書)
 
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富士山―聖と美の山 (中公新書) [新書]

上垣外 憲一
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 861 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 1,481

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

頭を雲の上に出し…富士は日本一の山などと歌われる富士山。日本のシンボルとして誰にも馴染みがあり、社名や軍艦の名前にも使われたが、かつては草木も生えぬ不毛の山、火を吹く山として怖れられ、決して愛着を持って語られる存在ではなかった。富士山は、いつから歌に詠まれ、日本一の名山とみなされ、ナショナリズムの象徴とされるようになったのか。時代とともに変遷する富士山と日本人の関係を比較文化の視点で解読。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

上垣外 憲一
1948年長野県生まれ。東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。国際日本文化研究センター教授を経て、帝塚山学院大学教授。専攻、比較文化、日韓文化交流史。著書に『雨森芳洲』(中公新書、1989。サントリー学芸賞受賞。講談社学術文庫、2005)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 247ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2009/01)
  • ISBN-10: 4121019822
  • ISBN-13: 978-4121019820
  • 発売日: 2009/01
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By 志村真幸 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 著者は近世日本史の研究から出発し、最近ではかなり多方面の仕事をしている人物。
 本書は、富士山についていろいろな側面から語ったもの。戦前〜戦後にかけてイメージがどのように変遷していったか、噴火という災害の記憶、朝鮮通信使の見た富士山、修験道と富士信仰などである。それぞれ、おもしろいテーマではあるのだが、駆け足でざっと見ていくという感じで、かなり物足りなさが残った。
 また、思いついたテーマを並べただけという印象が強く、まとまりのなさが不満として残る。
 富士山に関わる多方面の研究をひとつにまとめたという点では意味があるかも知れない。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By チャックモール トップ500レビュアー
形式:新書
富士山はいまや日本の象徴だと当たり前のように思われている。
だが、いつごろからそう思われていたのか・・・と聞かれると、よく知らない。

本書は日本史の中において、富士山がどのように認識され、いつからシンボルとして扱われてきたかをたどっていくというもの。
視点の面白さだけでなく、読みやすくもしっかりとした内容の好著です。

基本的に「日本のシンボルである偉大な山」というイメージはずっと変わらないのだが、時代によってはそこに「富士山は噴火を繰り返す恐ろしい山」というイメージが加わる。
今、我々はそうした「恐ろしい富士山」という認識をあまり抱いていないため、これは非常に新鮮な視点だった。
つまり、先人たちが富士山について言及するときの視点は、決して今我々が持っている
「美しくて雄大な山」
というものだけではないということだ。

また、富士登山というものが、江戸時代にかなり盛況であり、それを担っていたのが武士や貴族という上流階級ではなく、庶民たちであったことも興味深かった。

そんなこんなで、いろいろな発見がある本だった。
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