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密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社ノベルス)
 
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密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社ノベルス) [新書]

歌野 晶午
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

密室殺人ゲームシリーズ第三弾!!    出題者=実行犯!! 究極の推理バトルを描きミステリー界を騒然とさせた密室殺人シリーズの第三弾!! 衝撃の結末は必見!

内容(「BOOK」データベースより)

“頭狂人”“044APD”“aXe”“ザンギャ君”“伴道全教授”。奇妙なハンドルネームを持つ5人がネット上で日夜行う推理バトル。出題者は自ら殺人を犯しそのトリックを解いてみろ、とチャット上で挑発を繰り返す!ゲームに勝つため、凄惨な手段で人を殺しまくる奴らの命運はいつ尽きる!?

登録情報

  • 新書: 192ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/9/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061828045
  • ISBN-13: 978-4061828049
  • 発売日: 2011/9/7
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 3.0に期待, 2011/9/12
レビュー対象商品: 密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社ノベルス) (新書)
「王手飛車取り」を1.0とするならば、1.0、2.0と続いてきた「密室殺人ゲーム」シリーズの「2.5」にあたる外伝的作品。
設定のインパクトは1.0が一番強いが、2.0の方で本格ミステリ大賞を取ったのがミソ。順に読んできた読者なら、2.0が出た時点で驚いたはず。あの1.0の終わり方で、どうやって続編が……、と。それを見事にやりおおせたから2.0で本格ミステリ大賞の受賞に至ったのだと思う。
このシリーズは設定にばかり言及されがちだが、1.0と2.0に共通するのは、短編集でありながら、1冊全体で1つの長編になっているところ。受賞時の著者の発言では、このあと三部作のまとめである「3.0」に相当する作品が書かれるはずだが、正直、きついだろなあ、と思う。1.0では、ネットワークは5人の主人公達を結びつける道具であったが、2.0はネット社会全体に枠を広げることで作品が可能になった。今回の2.5は2.0を踏まえているので、物語成立のハードルが2.0より高い。一応、ハードルは越えているので、単体作品として★4つ以上でいいとも思うのだが、1.0、2.0と比較すると、このシリーズのもうひとつの魅力である、良質の短篇の積み重ねが弱い。まあ、分量的に、前2作の約半分なので仕方ないかという気もするが、やはり、あともうひとつは「おおっ」と思わせる短篇が欲しい。
で、結果的に★3つにしようかとも思ったが、この後にきっとでるはずの3.0に期待を込めて★4つ。
3.0では、葉桜や2.0以上にわれわれを驚かせて欲しい。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 作者自身のハードルも上げる「間奏曲」, 2011/9/10
レビュー対象商品: 密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社ノベルス) (新書)
密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)密室殺人ゲーム2.0 (講談社ノベルス ウC-)に続く、
<密室殺人ゲーム>第3弾。
・・・第3弾というよりは外伝、もしくは「間奏曲」(インタルード)かもしれない。
おなじみのキャラ5人は変わらず。
そこに「6人め」が参加する。
<密室>が5人だけの空間から更に外部に拡大した時にどうなるのか?
作者が「時代に追い越されてしまった」と言っているが、確かに現在のネット空間はクラウド化し、さらに<特定>は
日常茶飯事となっている。

もともとの構想である「三部作」の最終章は、今後書かれるのであろう。
そのとき、今作で作者自身に架されたハードルを、どんな手段で越えていくのだろう?
期待して待ちたい。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 今後も読み続けたいシリーズもの, 2011/10/16
By 
kaz "kazunoblog" (東京都町田市) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社ノベルス) (新書)
「王手飛車取り」「2.0」に続く「密室殺人ゲーム」シリーズ第3作です。

1作目では荒唐無稽なストーリーを抜群のリーダビリティで紡ぎ上げ、2作目で1作目の謎を引っ張りながら完全なる高みに昇華させ、この3作目ではシェアという概念でさらに進化させた、という感じがします。

1作目では「ありえない」設定が、作を追う毎に現実に近づいてきています。いや、逆です。本シリーズの展開なり設定なりの未来形がどんどん現実化していているのです。複数人によるビデオチャットは既に誰でも出来る時代になりました。ネット上で写真を共有することもできます。動画をアップロードすることも、ストリーミングで生中継することも、簡単に出来る時代になりました。著者が描いた未来は既に現実に起こりえます。そして、これらのデジタル技術が現実となった前提で描かれたこの3作目は、まさに今そこにある悦楽と恐怖です。

本筋と伏線とが上手に描かれていて、最後にしっかり落ち着くというプロッティングはさすがです。全2作と比べると面白さは上がっているのですが、事件数が減っているのが残念ではあります。もっと彼らのアクロバティックな仕事を堪能したいと思いました。

さて、3作目のエンドも余韻を残す形で終わったので、おそらく次が期待できます。受け継がれていく舞台というスタイルを作り上げた2作目があったからこそ、この3作目があり、そしてこの先が期待できるという意味では、「2.0」は名作だったなとつくづく思います。読み続けたい新たなシリーズものの一つです。

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)
密室殺人ゲーム2.0 (講談社ノベルス ウC-)
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