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密室ロジック (講談社ノベルス)
 
 

密室ロジック (講談社ノベルス) [新書]

氷川 透
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

会議室の死体×衆人環視の現場=究極の不可能犯罪

殺される前も後も室内には被害者ひとりきり。
左右の廊下には複数の人間が、非常口の前には監視カメラが出入をずっと見張っている。
こうして密室状況は作りだされた。
一見平凡な殺人事件は、論理的に不可能犯罪へと飛躍したのだ!
最終章に登場する”彼”の研ぎ澄まされた論理が眩(まばゆ)く光り輝く純粋本格ミステリ。

内容(「BOOK」データベースより)

殺される前も後も室内には被害者ひとりきり。左右の廊下には複数の人間が、非常口の前には監視カメラが出入をずっと見張っている。こうして密室状況は作りだされた。一見平凡な殺人事件は、論理的に不可能犯罪へと飛躍したのだ!最終章に登場する“彼”の研ぎ澄まされた論理が眩く光り輝く純粋本格ミステリ。

登録情報

  • 新書: 179ページ
  • 出版社: 講談社 (2003/04)
  • ISBN-10: 4061823108
  • ISBN-13: 978-4061823105
  • 発売日: 2003/04
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 692,079位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 推理の過程を楽しむ作品であろう。, 2003/4/15
レビュー対象商品: 密室ロジック (講談社ノベルス) (新書)
 調べると「ロジック(logic)=論理。論理学。」であった。密室論理学。本格派あるいはコテコテ派にはたまらない文言であろう。

 最後に導き出した犯人の動機が分からなくても大したことじゃない。問題はその過程である論理に欠点はないか、矛盾はないかどうかである。欠点や矛盾のない論理を組み立て、消去法で犯人を絞り込む。その妙味を追求した作品と言えよう。

 内容は、飲み会のために集まった人たちがある会社の会議室で待ち合わせていると、そのうちの一人が他殺体で発見される。現場はその会議室。さまざまな条件からその会議室が密室状態になってしまう。ひとりひとりの証言である状況証拠をもとに、まるでイラストロジックのようにあらゆる可能性をひとつずつ消してゆく。そこに描き出される犯人像とは?

 何はさておき、面白かった。あっという間に読んでしまった。欲を言えば、謎解き部分をもっと多くして最初の部分を削って欲しかった。「追いし者 追われし者」ではがっかりさせられたが、本書では随分楽しませてもらった。著者の他作品を手に取ることが増えるだろう。

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5つ星のうち 4.0 《氷川透》シリーズの第五作, 2010/3/27
By 
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(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 密室ロジック (講談社ノベルス) (新書)

殺人現場には犯人の姿はなく、死体だけがあった。しかし、三つあった逃走経路に
は、それぞれ人の目があり、いわばそのフロア全体が“視線の密室”と化していた。

犯人は、いかにして現場から逃走したのか?



本作において、犯人の条件を導き出す際のキーワードとなるのが「ケータイ」。

作中に散りばめられたケータイにまつわる伏線(ケータイをリセットする方法の
知識の有無や、最近になってケータイを所持した、ある人物に関する記述)を
拾い上げ、組み合わせて、犯人の条件を導き出していきます。


従って、作者特有の三人称多視点による内面描写も含めた記述は読者に
動機からのアプローチを可能に思わせる、いわば目くらましで、それよりは
前述したケータイのデータをもとに、アリバイに着目していくのが賢明です。


とはいえ、関係者の内面の一部まで知り得た読者と友人からの伝聞で安楽椅子探偵
を務めることになる氷川透とでは、事件にかんするデータの質と量、両面で違いがあり、
氷川が導き出した結論が、必ずしも“真実”とは限らないというのが本作のミソでしょう。




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