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密室キングダム (光文社文庫)
 
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密室キングダム (光文社文庫) [文庫]

柄刀 一
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

昭和最後の夏に、札幌で起きた密室連続殺人事件。それは、伝説的な奇術師・吝一郎の復帰公演が発端だった。吝家を覆う殺意の霧の中に浮かぶ忌まわしき宿縁―。妖艶にして華麗、絢爛という言葉さえ似合う不可能犯罪の連鎖に、若き推理の天才・南美希風が挑む。瞠目せよ!そして驚愕せよ!奇跡を現出して、読者を魅了する本格の旗手が放つ渾身の巨編千八百枚。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柄刀 一
1959年北海道生まれ。鮎川哲也編の公募アンソロジー『本格推理』シリーズ(光文社文庫)への参加を経て、’98年に『3000年の密室』で長編デビュー。ロマンティシズム溢れるテーマを、揺るぎない論理で展開する知的な作風で、多くの熱狂的な支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 1240ページ
  • 出版社: 光文社 (2010/1/13)
  • ISBN-10: 4334747108
  • ISBN-13: 978-4334747107
  • 発売日: 2010/1/13
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 5.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 みっしつの宝石箱やー!, 2007/12/31
レビュー対象商品: 密室キングダム (単行本)
07年度本格マイベスト1位。ボリュームたっぷりは人により好みが別れますが、題材、ネタ、伏線、動機が最高。それら素材が無駄なく処理されてるためあの厚みにも納得出来ます。特に1番目の密室の意義は新境地。一点減点は、密室トリックの解読がほぼ主人公任せになっており読者が参入出来ない事でしょうか。あともっと内容にあったタイトルだったら…。あれだけの密室トリックを駆使しながら、かつ物語がよく練られて骨組みがしっかりして、それらが上手く融合されている。久しぶりに納得のいく本格ものでした。あの厚みが苦にならない本格好きの方は是非読んで下さい
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 間違いなく良作なのだが…, 2010/4/20
レビュー対象商品: 密室キングダム (単行本)
非常に誠実な作品です。
数えきれないくらいの伏線を張りつつ、全てを納得のいく形できちんと回収しています。
やや強引な設定もありましたが、読後に消化不良は感じませんでした。

以下、辛口ですが…
文章に面白みがない。この作者の特性と言ってしまえばそれまでですが、会話文の合間に入る文が普通すぎます。
厚い本ですので、長い心理描写もところどころにあるのですが、個性が無いというかあまり目を惹く表現がありません。
また、最後の章は必要だったのか…。
このシリーズを他に読んだことがないのでこういう感想になってしまうのかもしれませんが。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 長大な作品を支えるだけの文章力が無い, 2011/2/1
By 
hikagemono - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 密室キングダム (光文社文庫) (文庫)
他の方のレビューでも触れられているが、この作家は小説家としては、あまり文章がうまくない。
タイトルからしてそうなのだが、擬音語・擬態語・外来語などカタカナの使い方がかなり無雑作であり、かつ比喩表現も変だ。
凝った文章を書こうとして失敗しているようにも見える。

長大な作品のわりには、軽く読めると言えば、そうなのだが、逆に言えば重みが無い。
笠井潔の『哲学者の密室』のような、いかにも力作という手ごたえが無い。
また、三津田信三の『厭魅の如き憑くもの』のような、文章の読みにくさが世界観と結びついていることへの驚きも、感じられない。

そのため、密室状況が次々と現れ、それが解き明かされていくまでは、それなりに面白いのだが、そこからが最大のクライマックス!とまでは行かない。
冷酷な真犯人との対決から終盤にかけての展開を、十分に支えるだけの文章力が無いように思える。
とは言え、個々のトリックと、隙の無い解明には感心させられた。
ミステリ好きなら、文章の難点に目をつぶっても読むべきだが、一般にはお勧めしない。
じっさい、私は途中で一度、文章の雑さが厭になって読むのを中止し、改めて最初から「そういう本だから」と割り切って接して、初めて読みきることが出来た。
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