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密室の鍵貸します (光文社文庫)
 
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密室の鍵貸します (光文社文庫) [文庫]

東川 篤哉
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

しがない貧乏学生・戸村流平にとって、その日は厄日そのものだった。彼を手ひどく振った恋人が、背中を刺され、4階から突き落とされて死亡。その夜、一緒だった先輩も、流平が気づかぬ間に、浴室で刺されて殺されていたのだ!かくして、二つの殺人事件の第一容疑者となった流平の運命やいかに?ユーモア本格ミステリの新鋭が放つ、面白過ぎるデビュー作。

内容(「MARC」データベースより)

戸村流平は、茂呂耕作と、紺野由紀の2人の死への嫌疑をかけられた。由紀の死に関しては完璧にアリバイがあるのだが、それを主張できない。由紀が死んだ夜、鍵のかかった茂呂の部屋で、彼の死体を発見していたから…。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 310ページ
  • 出版社: 光文社 (2006/2/9)
  • ISBN-10: 4334740200
  • ISBN-13: 978-4334740207
  • 発売日: 2006/2/9
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
本書は光文社カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト<KAPPA—ONE>レーベルの第一弾として’02年4月に同時刊行された4作品の内のひとつである。

とある関東の地方都市・烏賊川市(いかがわし)の貧乏大学生戸村流平は、カノジョ紺野由紀から、彼の就職内定先に不満を持たれ、手ひどくフラれてしまう。酔っ払って荒れる流平。

そんなある夜、由紀が背中を刺された上、アパートの4階から突き落とされて殺害される。その時彼は目と鼻の先の先輩のところで先輩と一緒にビデオを観ていた。ところが本来アリバイを証明してくれるはずのその先輩は、ふたりきりの完全な密室状態の中、浴室で刺殺されてしまう。ふたつの殺人の重要な容疑者となった流平は、姉の元夫、私立探偵の鵜飼杜夫に助けを求める。

かくして、警察の追及から逃がれながら、流平・杜夫の真相究明が始まる。

全編にわたって、飄々としたユーモアをベースにしながらも、コアの部分である不可能犯罪の解明は決しておふざけではなく、正統的な「本格ミステリー」として、真面目で論理的なものになっている。伏線も上手くきちんとちりばめられているあたりも実にフェアーである。

読者はユーモア小説を笑いながら楽しんで読んでいるうちに、「本格ミステリー」の謎解きに、知らぬ間にたどり着いているという趣向である。

私も久しぶりにキレのいい「本格パズラー」を堪能した。しかもユーモアという味付けと共に。本書は「ユーモア」と「本格パズラー」が見事に融合した、2重にオイシイ小説である。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本書は光文社カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト<KAPPA—ONE>レーベルの第一弾として’02年4月に同時刊行された4作品の内のひとつである。

以前から注目してはいたが、読む機会を逸しており、今回の文庫化をきっかけに手に取ることが出来た。いまやユーモア本格ミステリーの新鋭、著者・東川篤哉のデビュー長編である。

とある関東の地方都市・烏賊川市(いかがわし)の貧乏大学生戸村流平は、カノジョ紺野由紀から、彼の就職内定先に不満を持たれ、手ひどくフラれてしまう。酔っ払って荒れる流平。

そんなある夜、由紀が背中を刺された上、アパートの4階から突き落とされて殺害される。その時彼は目と鼻の先の先輩のところで先輩と一緒にビデオを観ていた。ところが本来アリバイを証明してくれるはずのその先輩は、ふたりきりの完全な密室状態の中、浴室で刺殺されてしまう。ふたつの殺人の重要な容疑者となった流平は、姉の元夫、私立探偵の鵜飼杜夫に助けを求める。

かくして、警察の追及から逃がれながら、流平・杜夫の真相究明が始まる。

全編にわたって、飄々としたユーモアをベースにしながらも、コアの部分である不可能犯罪の解明は決しておふざけではなく、正統的な「本格ミステリー」として、真面目で論理的なものになっている。伏線も上手くきちんとちりばめられているあたりも実にフェアーである。

読者はユーモア小説を笑いながら楽しんで読んでいるうちに、「本格ミステリー」の謎解きに、知らぬ間にたどり着いているという趣向である。

私も久しぶりにキレのいい「本格パズラー」を堪能した。しかもユーモアという味付けと共に。本書は「ユーモア」と「本格パズラー」が見事に融合した、2重にオイシイ小説である。
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By suihou トップ50レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
烏賊川市シリーズの第一作です。
このシリーズの先を予感させるいい味を随所に感じました。

主人公流平の紹介から、彼女に就職先が知れて振られるあたりまでの青春ドラマの書き方は切れのよいコメディで、爽快です。文体が楽しめます。
ただ殺人事件が始まってからは、丹念すぎる説明、まじめな「論理の詰めかた」に文章を注ぎこむあまり、少し単調になり、速読したくなった部分もあります。

ラストに明かされる第一の殺人事件のトリックは少しアンフェアな気もしますが、主人公が映画科出身であったことも含め、伏線をさりげなく回収しています。この手のアリバイには次からは絶対騙されないぞ、と思うくらいのインパクトはありました。
第二の殺人事件の犯人のほうは、いささか肩すかしで、「脱格」ならぬ「脱力系」か・・・と。犯人のアリバイ作りの本来の理由が、突然降って湧いたようで、そこまでは伏線になっていなかったようにも感じました。

しかしデビュー作にして、この作家の人気の意味がよくわかりました。
ひとつは、人物それぞれの暖かい味。ストレートで素直な大学生流平。とぼけたうさんくさい探偵、鵜飼。うだつの上がらなそうな刑事のふたり組 砂川と志木。いずれも肩肘張ったところがなく、どこかマイペースなおちついた重心を持ち、読んでいて気持ちがいいこと。

そしてもうひとつは、作者の「ミステリ」コンシャスの度合い。
登場人物はみな探偵小説、刑事小説を意識して、我が身と引き比べ、自分につっこんだりしていますし、作者自身も、ミステリ小説の書き方について弁解しつつ「このあたりまで来たら、もう紙数の関係で、事件が解決に向かうのはおわかりだろう」と。
「ジャンルの楽屋落ち」と「メタなツッコミ視点」が、この物語には常駐しており、それが東川作品独特のおっとりした、何とも天然なユーモアを生んでいます。
 こういうパロディとメタ視点は、最近の新しい作品なら当然備えているものかもしれませんが、さじ加減が気に入りました。

ユーモア・ミステリをもって任じる作者のスタンスがよく見える佳作です。
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最近のカスタマーレビュー
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投稿日: 6か月前 投稿者: 推理の隠仁
文体は好きです
残念ながら、第1の事件(流平の元恋人が殺された事件)のあと
すぐにトリックは分かってしまいました。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: fizzy
今風のユーモアミステリー
2つの殺人事件と,それに巻き込まれた大学生.
密室あり,アリバイトリックあり,逃亡劇あり,古典的な謎解きありと... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: ラテンマン
笑いの違い
本屋大賞をとった作家さんなので読んでみました。ストーリー自体はいいと思います。十分楽しめました。ただ文体がコミカルに書いてるつもりなんでしょうが、古臭く、幼稚、薄... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: なる
最後まで読ませるが…
ユーモアミステリーという新しいジャンル。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 紺碧の飛行人
傑作
ソフトタッチで軽い文面。ミステリーなので殺人事件は起こるもののドロドロした後味の悪い感じは全く無い。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: Ras
本当にこれがデビュー作?
本当にこれがデビュー作?と、疑うくらいテンポが良い作品です。... 続きを読む
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いちいち表現や語り口が古臭くて漫画ちっく、... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: Tatsuya Nannini
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投稿日: 2009/9/5 投稿者: 槇
きつきつ
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投稿日: 2009/1/4 投稿者: yoshi
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