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寄りそ医 支えあう住民と医師の物語
 
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寄りそ医 支えあう住民と医師の物語 [単行本]

中村伸一
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「自宅で大往生」を可能にした一人の青年医師と小さな村の奮闘記。

突破口は必ずある! 一人の医師が20年地域と歩み、、医療・福祉・行政を変え、
地域を変え様を描いた感動ノンフィクション。

28歳で人口3000人の福井県名田庄村(現おおい町名田庄地区)ただ一人の医師として赴任。
それから20年、さまざまな困難を乗り越え、医師として一人前になっていくとともに、
村の人との交流から多くを学び、医療、保健、福祉、介護、行政の問題に取り組む。
昔ながらの地域の絆をベースにした「家逝き(自宅で逝くこと)」率を維持し、医療費は下げ、
診療所を黒字にする実績を上げた中村伸一氏。

“神の手系医師”ではない、昨今注目を浴びる“総合医”として、
地域医療を変えていく20年の歩みをつづったノンフィクション・ストーリー。
医師としての原点、地域医療の問題への取り組みから、村人たちとの感動のエピソード、
行政力をつけながら困難な状況を乗り越える苦労など、多くの読みどころがあるノンフィクション。

内容(「BOOK」データベースより)

地域医療のプロフェッショナル、20年の軌跡を描くノンフィクション。

登録情報

  • 単行本: 254ページ
  • 出版社: メディアファクトリー (2011/8/3)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4840139873
  • ISBN-13: 978-4840139878
  • 発売日: 2011/8/3
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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地域医療というと、一人で頑張るウルトラマンのような特別な医師像で描かれることが多い。著者である中村伸一は、出演したNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で地域医療のスペシャリストとして描写されていた。

しかし、この著書は人間、中村伸一が軽妙なタッチで綴られている。

そこには、失敗もし、悩みもする一人の人間としての素顔が見える。

地域医療をするのは、一方通行のお仕着せではなく、お互いさまで地域の人と繋がる医師なのである。

医師としては二流以下だと自称する彼だが、それは地域のあたり前、人としてのあたり前を感じて自分の生き方を決めてきた彼の一流の選択なのである。

人間って素敵だ、と思える一冊。
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By つくしん坊 トップ500レビュアー
28歳で福井県西端の名田庄村診療所に赴任した中村伸一医師が、20年の経験を経て、住民から頼られる存在感のある医師に成長する物語である。地域に根ざした医療は、医師や行政からのトップダウンだけで普及するものではなく、住民自身が地域医療の主要プレイヤーであることを自覚し、「医師を育てる」段階になって、初めて効果が出ることがよく分かる。

中村医師は、自治医大出身の「ごく普通」の医師である。その中村医師が、小さな失敗や自分の過労からの入院を経て、地域の医師として育っていく。ユーモアやホロリとするエピソードも交えながら、読者も名田庄村の生活を追体験できる。

自治体や医療関係者が在宅医療に注力し、結果として医療費抑制に成功した名田庄村の事例は、どの自治体もがすぐに真似できる訳ではない。本書の最後で中村医師が振り返っているように、住民間の絆、つまりソーシャル・キャピタル(地域力)がある程度蓄積されていなければ医療関係者の努力も成果につながらない。中村医師は、名田庄村の事例を通じて、このことを見事に示している。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
中村伸一先生の名田庄村での住民とのすばらしい出会いとお互いの思いやりの心が、医者患者関係の原点とも言える「お互い様」というキーワード生みました。本書は、そのキーワードを忘れ去ろうとしている日本の現状を憂い、「全日本名田庄化計画」という壮大(?)な構想の元に、「お互い様」文化を呼び覚まそうとしている宣言書である。
と、堅い文面でレビューするとこんな感じですが、内容はいたって柔らかい文面です。中村先生の生い立ち、学生時代のお話、名田庄村での生活や患者さんとのふれあいをほんわかムードで書かれた書物です。
また、医師という職業の多様な面をうまく書かれています。その意味で、これから医師を目指す若い方々にもぜひ読んでもらいたい本です。
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