シェリリンケニヨンのダークハンターシリーズです。
が、主人公はダークハンターではなく、ウエアハンター。
動物と人間の形質を持つ存在で、女神の呪いで人間的な要素の強いアルカディアと、動物的な要素の強いカタガリに分けられ、
両者は従兄の様な関係にありながら、憎みあい戦っている。
ヴェインはシンリンオオカミで、カタガリのリーダーの長男として育っています。
このシリーズの主人公の例にもれず、主人公のヴェインもそうとう不幸な目にあって来ていますが、
屈折していないんです。ストレートにヒロインを思い、大切に守りながら物語が進むのが様子が良い感じでした。
今までの登場人物とも人間関係が絡み合っていますので、
過去の主役の意外な一面が見えたり、これからの物語の伏線が垣間見えたり、
ヴェインとブライドの物語と言うだけではなく、そういった要素の方が、より強い作品だと感じました。
今回の作品で、物語世界がさらに広がった感じです・・・どこまで広がるのか?私は付いて行ききれるのか(^^;)
別出版社から、ウエアハンターシリーズの「永遠の恋人に誓って」が刊行されています(内容の関連はありません)。
こちらの主人公は、アルカディア。
アルカディアの目線で物語が進むので、カタガリは純粋に悪役ですが、
本作ではもアルカディアとカタガリの関係の話しがもうちょっと進みます。
とにかく、伏線が一杯で、次の主人公候補がどんどん出てきています。楽しみです。
一冊だけで読むと、楽しみきれないと思います。それはお勧めできませんww